Kong株式会社は10月29日、ServiceNowが設立した「ServiceNow Control Tower Alliance」への参画を発表しました。
Kongは創設メンバーとして、AIエージェントが利用するAPI、AIモデル、ツールへのセキュリティとガバナンス適用を支援します。
同アライアンスは、企業がAIを安全かつ大規模に導入・活用できる環境の整備を目的としています。
KongはServiceNowなどと連携し、AI活用に関する統制機能の共同開発や市場展開を進めます。
記事の概要
ServiceNow Control Tower Allianceは、AI、クラウドインフラ、セキュリティ、ガバナンスなどの企業で構成されます。
同アライアンスは、企業内のAIを検出し、セキュリティ確保やガバナンス適用、可観測性確保、価値測定を一元化する「ServiceNow Super Intelligence Control Tower」を中心に構築されます。
KongとServiceNowは、同Control Tower上で動作するソリューションを共同開発します。
Kongのソリューションは、ServiceNowの審査・認定プロセスを通じて、AIガバナンスに関する共通基準への適合を図ります。
両社は、技術を統合した共同ソリューションの開発・提供と、共同販売・市場展開も進めます。
KongのAIコネクティビティプラットフォーム「Kong Konnect」は、AIエージェントが利用するAPI、AIモデル、ツールに統一的なポリシーを適用します。
「Kong AI Gateway」では、大規模言語モデル(LLM)、Model Context Protocol(MCP)、AIエージェント間の通信を制御します。
記事のポイント
- 共同ソリューション開発: KongとServiceNowは、Super Intelligence Control Tower上で利用できるAIガバナンス向けソリューションを共同開発します。
- 審査・認定に対応: KongのソリューションはServiceNowの審査・認定を受け、AIガバナンスに関する共通基準への適合を図ります。
- AI通信を制御: Kong AI GatewayがLLM、MCP、AIエージェント間の通信にポリシーを適用し、アクセスを制御します。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: API、モデル、ツールを個別に守るだけでなく、AIエージェントの通信を一貫したポリシーで管理する設計が必要になりそうです。既存の統制基盤との接続や、審査・認定を含む運用手順まで確認することが求められます。
- 同業サービス提供者: AIガバナンス製品は機能だけでなく、共通基準への適合や既存基盤への組み込みやすさも選定軸になる可能性があります。ServiceNowの審査・認定や共同販売につながる連携への対応が、競争上の論点になりそうです。
- AI基盤の設計者: LLM、MCP、エージェント間通信を制御対象に含めることで、モデル選定だけでなく、エージェントが業務システムへ到達する経路と権限を初期設計から検討する必要がありそうです。
このニュースの背景
AIエージェントがAPI、AIモデル、ツールにアクセスする範囲や、実行できる操作を制御する必要性が示されています。
ServiceNow Super Intelligence Control Towerは、企業内AIの検出、セキュリティ確保、ガバナンス適用、可観測性確保、価値測定を一元化する基盤として位置づけられています。
同アライアンスには、AI、クラウドインフラ、セキュリティ、ガバナンスなどの企業が参加し、KongとServiceNowは共同開発や審査・認定、共同販売を進めます。
関連するニュース
- Kongがみんなの銀行とZDFにAI Gatewayを提供し、LLM利用の管理と監査対応を強化します。
- Kongは、みずほフィナンシャルグループの数千規模AIエージェント活用に向け、接続統制とLLMコスト管理の基盤を提供します。
- クラウドワークスが、AI攻撃と生成AI利用による情報漏えいを診断・対策する企業向けプランを開始しました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
Kong株式会社のプレスリリース(2026年11月5日 14時00分)Kong、企業の安全なAI活用を支援する「Serv…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000129151.html