クラウドワークスは、AI時代のセキュリティ対策を支援する「マルっとセキュリティ対策プラン」の提供を開始しました。
AIを悪用したなりすまし攻撃と、社員の生成AI利用による情報漏えいのリスクを診断します。
セキュリティ担当者がいない企業向けに、専門家が規程整備や設定見直しまで支援します。
記事の概要
本プランは、株式会社クラウドワークスのAI人材マッチングサービス「AIクラウドワークス」が提供します。
AIを使った攻撃に狙われるリスクと、社員のAI利用から情報が漏れるリスクを重点的に確認します。
OS更新やVPN機器の管理など、AIに直接関係しない基本的なセキュリティ対策も対象です。
メニューは、体制診断、レポート、初期対策、監視AIエージェントの4段階です。
体制診断では、規程や権限、端末、媒体、AI利用についてアンケートとヒアリングで確認します。
初期対策では、規程の改定案や権限の棚卸し、設定手順書、AI利用ガイドラインを整備します。
監視AIエージェントは順次提供予定で、新たな手口や脆弱性情報と現行対策との差分を提示します。
体制診断とレポートの料金は税込33万円からで、初期対策と技術診断は個別見積もりです。
記事のポイント
- AI特有のリスクを診断: 生成AIの業務利用やAIを悪用したなりすまし、外部接続口などを重点的に確認します。
- 診断後の実作業も支援: 規程の見直しや権限の棚卸し、設定変更、AI利用ガイドライン整備まで対応します。
- 4段階のメニューを用意: 体制診断からレポート、初期対策、監視AIエージェントまで段階的に選択できます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: セキュリティ担当者を置けない企業でも、AI利用ルールや権限、端末設定などを診断後の実作業まで外部に任せられるため、まず優先対策を絞って着手する選択肢になりそうです。
- 同業の支援事業者: 診断報告にとどまらず、規程改定や設定見直しまで一括で担う構成が示されたことで、AI利用と従来のセキュリティ対策を分けず、継続支援まで含めた提案が求められそうです。
- AIを導入する企業: 社員の生成AI利用とAIを悪用した攻撃を同時に管理する必要性が明確になり、導入前後に利用ガイドラインや権限、外部接続口を点検する運用を組み込む可能性があります。
このニュースの背景
AIの悪用によるなりすまし攻撃と、社員の生成AI利用による情報漏えいが、企業が備えるべき別々のリスクとして示されています。
一方で、中小企業の約7割にはセキュリティの専門部署も兼務の担当者もいないとされ、社内だけで対策を進めにくい状況があります。
不正アクセスによる情報漏えいを受けて、政府の専門機関などが経営者に対策を求める注意喚起を出しており、基本的な対策を含めて外部の専門家に任せたい企業の需要が生じています。
こうした背景から、現状診断だけでなく規程や設定の見直しまで段階的に支援するサービスが投入されました。
関連するニュース
- サイバーセキュリティクラウドは、生成AIやAIエージェントの利用リスクを確認する無償チェックを先着10社に提供します。
- Acompanyがゴールドウインに、機密情報を保護して外部AIを使えるチャットを導入しました。
- サイバーセキュリティクラウドが、AIアプリの脆弱性改善から設計・実装まで支援するサービスを開始しました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社クラウドワークスのプレスリリース(2026年10月26日 16時54分)セキュリティ担当者がいなくても、丸ごとプ…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000325.000050142.html