LIFULL、AI業務改善を担う132人の市民開発者を認定

LIFULLは、生成AIなどで業務改善を主導する「シチズンデベロッパー」を132名認定しました。
2026年9月末までに、123件の業務改善策が稼働を始めています。
削減時間の累計は3,000時間を超え、認定者は22職種に広がっています。

記事の概要

LIFULLは2026年9月17日、2026年度内にシチズンデベロッパー(CD)100名体制を構築する目標を達成しました。
2026年9月30日時点の認定者は132名で、代表取締役社長の伊東祐司を含む経営層19名も認定を取得しています。
CDは、エンジニアではない業務現場の社員が、生成AIなどを使って業務改善や自動化を主導する人材です。
認定には研修修了だけでなく、実務で改善策を企画・実装し、成果を出すことが求められます。
育成プログラム「CD BOOST CAMP」は全8回で、ツール操作から業務分解、実装、効果測定、成果発表までを扱います。
これまで5回を開催し、138名が受講、134名が修了しました。修了率は97.1%です。
2026年9月末までに稼働した123件の改善策のうち、63件は最終課題、60件は修了後の活動などから生まれました。
承認業務の支援、顧客への自動案内、データ分析、メール要約、デザインチェックなどに活用しています。

記事のポイント

  1. 実務成果を認定要件に: 研修の受講ではなく、業務の不要な作業を見直し、改善策を実装して成果を出すことを認定要件にしています。
  2. 123件が稼働開始: 2026年9月末までに123件の改善策が稼働し、削減時間の累計は本人申告ベースで3,000時間を超えています。
  3. 経営層も19名が認定: 代表取締役社長を含む経営層19名も、自らの業務を題材に改善策を企画・実装し、認定を取得しています。

このニュースがもたらす影響

  • 導入を検討する企業: 生成AIの利用者数ではなく、改善策の稼働件数や削減時間まで追うことで、現場導入の投資対効果を評価する設計が求められそうです。
  • 人材育成担当者: 研修修了をゴールにせず、実務への実装と効果測定までを育成に組み込むことで、部門ごとの改善を継続的に生む仕組みに近づけられると考えられます。
  • 同業のサービス提供者: 経営層を含む22職種に改善活動を広げた点から、特定のAI担当者に依存せず、業務知識を持つ社員を各部門に配置する競争が強まる可能性があります。

このニュースの背景

LIFULLは中期経営計画で、住領域とAIを組み合わせた成長や、社内オペレーションの効率向上を掲げています。
一方で、営業やバックオフィスなどの業務改善需要はエンジニアの供給を恒常的に上回っており、現場社員が自ら改善を担う必要がありました。
そのため、生成AIの利用度を測る指標と、業務分解から実装、効果測定までを扱う育成・認定制度を整備しています。

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LIFULL、AIで業務を変える非エンジニア人材「シチズンデベロッパー」100名育成の目標を達成
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000957.000033058.html

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