チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ、日本にAI攻撃検証チーム設立

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、日本国内の組織を支援するAIサイバー攻撃検証チームを設立しました。
攻撃者の視点で実際に悪用可能なセキュリティ上の弱点を検証する、Agentic Exposure Validation(AEV)アセスメントを期間限定で無償提供します。
外部公開されたIPアドレスまたはホスト名だけで、業務を停止せずに数時間から24時間で評価できます。

記事の概要

新設したAIサイバー攻撃検証チームは、チェック・ポイントのサイバーセキュリティ専門家で構成されています。
同チームは、AIによって高度化する攻撃への対応として、日本の組織の外部攻撃対象領域を評価します。
AEVは、脆弱性だけでなく、漏えいした認証情報やIDの弱点、クラウド設定ミスなどを組み合わせた攻撃経路を検証します。
攻撃者の行動をエミュレートするAIエージェントを使い、実環境での悪用可能性と攻撃経路を確認します。
検証結果では、実際に悪用可能なリスクや、修復を優先すべき項目を示します。
無償プログラムの対象は日本国内で事業を行う組織で、読み取り専用の検証技術を使うため業務停止は不要です。
アセスメントは通常、数時間から24時間で完了し、悪用可能な攻撃経路や修復推奨事項を含むレポートを提供します。
チェック・ポイントによると、世界では1,000以上の組織がAEVを継続利用しています。

記事のポイント

  1. AIで攻撃経路を検証: AIエージェントが脆弱性や認証情報などの連鎖を確認し、実際に侵害へ至り得る経路を検証します。
  2. 公開資産を短時間で評価: 外部公開されたIPアドレスまたはホスト名だけで、業務停止を伴わず数時間から24時間で評価します。
  3. 無償レポートを提供: 日本国内の組織を対象に、検証済みリスクと優先順位付きの修復推奨事項を期間限定で無償提供します。

このニュースがもたらす影響

  • 導入を検討する企業: 脆弱性の件数ではなく、侵害につながる攻撃経路を基準に修復順位を決める運用へ移行しやすくなり、限られた対策人員の配分を見直す契機になりそうです。
  • 同業のサービス提供者: 公開資産を短時間で検証し、悪用可能性と修復優先度まで示す提案が比較されやすくなり、脆弱性一覧の提供だけでは差別化しにくくなる可能性があります。
  • 企業のセキュリティ部門: AIエージェントによる攻撃者視点の検証を、継続的な外部攻撃対象領域の確認に組み込む必要性が高まり、検証結果を経営層へ説明する材料も変わりそうです。

このニュースの背景

AIを使う攻撃者が偵察や弱点の特定を自動化し、より高速かつ大規模に活動しているとされています。
一方で、多くの組織では大量の脆弱性アラートや検出結果から、実際に攻撃経路となる問題を絞り込むことが課題になっています。
日本政府が外部公開資産の見直しや脆弱性管理の強化を呼びかける中、公開システムやID、クラウド設定を含めた実環境の確認が求められています。
こうした状況を受け、脆弱性の深刻度だけでなく、複数の弱点が連鎖して侵害に至る可能性を検証する取り組みが打ち出されました。

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チェック・ポイント、日本に「AIサイバー攻撃検証チーム」を設立 攻撃者に悪用される前に、悪用可能なリスクの特定を支援
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000567.000021207.html

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