Miroは、AIが個人の生産性とチームの業務に与える影響を調べた調査を発表しました。
日本を含む12カ国の経営層と従業員9,500人以上を対象に、2026年9月から10月に実施しました。
個人の生産性向上を実感する一方、意思決定やチーム間連携への効果は限定的でした。
記事の概要
調査では、AIによって個人の生産性が向上したとの回答が日本で87%、世界で83%に達しました。
業務のアウトプット速度が向上したとの回答も、日本76%、世界73%となりました。
一方、成果物の質が向上したとの回答は日本57%、世界56%にとどまりました。
意思決定や同僚・チーム間のコラボレーションが改善していないとの回答は、世界でそれぞれ52%、60%でした。
AIを使った業務の大半が個人のセッション内で行われているとの回答は、日本74%、世界69%でした。
情報のサイロ化に直面している企業は、日本48%、世界49%となりました。
AI生成コンテンツのレビューや手直しが増えたとの回答は、日本55%と58%、世界では59%と55%でした。
意思決定者の3分の2は、今後12カ月以内にAIワークハブを導入する計画を示しました。
記事のポイント
- 個人の生産性は向上: AIで個人の生産性や作業速度が高まる一方、成果物の質の向上は半数程度にとどまりました。
- 組織連携に効果の壁: 情報のサイロ化や個人単位の利用が、AI活用の効果を意思決定やチーム連携へ広げる妨げとなっています。
- AIワークハブに期待: 意思決定者の3分の2が、チームとAIエージェントが協働するAIワークハブの導入を計画しています。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 個人の作業時間短縮だけをKPIにせず、共有スペースでの利用率や意思決定の質、成果物のレビュー工数まで含めて導入効果を測る必要がありそうです。
- コラボツール提供者: 個人セッションを効率化する機能だけでは差別化しにくくなり、共通コンテキストの蓄積やデータ連携、AI利用を管理できる設計が求められそうです。
- 経営・現場管理者: AI導入後にレビューや手直しが増えているため、生成物の確認責任や意思決定者を明確にし、利用状況を把握する運用を早めに整える必要があります。
このニュースの背景
AIの利用によって個人の生産性や作業速度が高まった一方、成果物の質や意思決定、チーム間連携への効果は限定的でした。
AIを使った業務の多くが個人のセッション内で行われ、企業の半数近くが情報のサイロ化に直面しています。
その結果、AIで作成したコンテンツのレビューや手直しが増え、個人の効率化が組織全体の成果に直結しにくい状況が生じています。
こうした課題を背景に、意思決定者の3分の2が今後12カ月以内のAIワークハブ導入を計画しています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
ミロ・ジャパン合同会社のプレスリリース(2026年11月4日 13時00分)Miro、組織内のコラボレーション意識調査を…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000183605.html