ダッソー・システムズとVertivは、AIファクトリーの設計・導入に向けた協業を発表しました。
両社は、3DEXPERIENCEプラットフォームとVertivのインフラ技術を組み合わせます。
建設着工前に電源や冷却などを仮想空間で構成・検証し、AI稼働までの期間短縮を目指します。
記事の概要
発表は独ベルリンで現地時間2026年10月22日に行われました。
協業では、Vertivのバーチャルツイン「Vertiv SmartRun」を起点にします。
Vertiv OneCoreを含むAIファクトリー向けインフラへ、モデルベースの設計手法を広げます。
3DEXPERIENCEプラットフォームは、システムズエンジニアリングやシミュレーションに対応します。
NVIDIA Vera Rubin DSX AI Factoryのリファレンスデザインなどに基づき、電源・冷却設備を構成します。
両社は、要件定義から構成・検証までの期間を最大10分の1に短縮できるとしています。
定義されたインフラ導入期間は最大50%、AI稼働までの期間は約10週間短縮できるとしています。
同じ設備容量でも、開始後12カ月間に生成できるトークン総量を最大30%増やせるとしていますが、顧客環境での実測結果ではありません。
記事のポイント
- 着工前に全体を検証: 電源、冷却、ネットワーク、制御、コンピューティングを仮想空間で統合的に検証します。
- SmartRunを基盤に拡張: Vertiv SmartRunを起点に、Vertiv OneCoreなどのインフラへモデルベース設計を広げます。
- 導入期間を短縮: 要件定義から構成・検証まで最大10分の1、導入期間は最大50%短縮できるとしています。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: AIファクトリーを計画する企業は、着工後の手戻りを抑えるため、電源・冷却などの変更が全体性能に及ぼす影響を事前に比較し、導入時期と構成を同時に判断する進め方が求められそうです。
- 設計・導入企業: データセンター設計・導入を担う企業は、個別設備の納入だけでなく、電源・冷却・計算資源を一体で検証できるモデルや設計データの連携が、提案時の差別化要素になる可能性があります。
- AI基盤の運用企業: AI基盤の運用企業は、同じ設備容量でも早期稼働が生成量に影響し得るため、設備投資の評価で性能だけでなく、稼働開始までの期間と前提条件を確認する必要がありそうです。
このニュースの背景
AIファクトリーは、電源、冷却、ネットワーク、制御、コンピューティングが密接に連携する構成です。
一つの領域の変更がほかの領域に影響するため、建設前にインフラ全体を構成し、性能を検証する必要があります。
今回の協業では、Vertiv SmartRunを起点に、Vertiv OneCoreなどのインフラへモデルベース設計を広げます。
NVIDIAのリファレンスデザインやOmniverse DSX Blueprintに基づく電源・冷却設備を、3DEXPERIENCE上で構成・検証できる点が背景にあります。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
ダッソー・システムズ株式会社のプレスリリース(2026年10月29日 10時00分)ダッソー・システムズとVertiv、…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000575.000006067.html