アガタは10月27日、生成AIサービス「RAG+AIチャットボット」の運用支援を拡充します。
紙資料の読み取りや参照データの更新に加え、回答できなかった質問と削減時間の月次報告を提供します。
金融機関や医療機関などに向け、お客様ごとのVPN接続にも対応します。
記事の概要
アガタは、社内資料だけを根拠に回答する「RAG+AIチャットボット」で、5つの運用支援を新サービスとして提供します。
紙の規程集や過去の記録を預かり、同社設備で読み取ってAIが検索できる形にします。料金は紙やスキャン資料が1ページ、図や写真が1枚につき50円です。
AIが参照するデータは、最低でも3か月に1回、無料で作り直します。改定版を送れば、同社側で差し替えます。
AIが「該当なし」と回答した質問を毎月報告し、回答件数と1件あたりの削減時間を仮定した作業時間の削減試算も示します。
契約満了や解約時には、希望に応じて整理した資料をMarkdown形式で渡します。通常は預かった資料のデータを削除します。
お客様の拠点や端末と同社データセンターをVPNで接続し、VPN経由だけで対象チャットボットを利用できる設定にも対応します。
サービスは群馬県富岡市の同社データセンター内で資料を処理し、外部のAIサービスやクラウドには送信しません。
月額料金は1アカウント4万円からで、初期費用はなく、契約期間は2年です。社内評価では、100人同時利用時の応答開始が平均0.9秒、回答妥当率が96%です。
記事のポイント
- 紙資料を社内設備で処理: 紙の規程集や記録を預かり、外部サービスを使わずに読み取って検索可能なデータへ変換します。
- 運用状況を毎月報告: 回答できなかった質問と回答件数を集計し、仮定した時間単価ではなく削減時間の試算として毎月提示します。
- 利用経路をVPNで限定: お客様ごとのVPNから対象チャットボットだけを利用でき、インターネット経由の画面やログインを遮断します。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: AI導入の成否を回答精度だけでなく、資料更新や未回答の把握、削減時間の試算まで含めて評価する必要があり、運用担当者の負担を抑える選択肢になりそうです。
- 同業サービス提供者: 文書検索の機能競争に加え、紙資料の取り込み、定期更新、解約時のデータ返却までを継続支援できるかが、サービス選定で比較される可能性があります。
- 金融・医療機関: VPN経由に利用経路を限定できることで、外部からの接続を避けたい組織でも導入を検討しやすくなり、既存のネットワーク要件との適合確認が重要になりそうです。
このニュースの背景
中小企業では、生成AIの具体的な活用場面が分からないことや、導入を推進する人材がいないことが課題として挙げられています。
社内資料を根拠にするAIでも、紙資料の読み取りや改定時のデータ差し替え、未回答の確認など、導入後の運用に手間がかかります。
導入効果が測定しにくいことも課題とされており、回答件数や削減時間の試算を継続的に確認できる仕組みが求められています。
金融機関や医療機関などでは、チャットボットへの接続経路を限定する運用も必要になります。
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株式会社アガタのプレスリリース(2026年10月27日 08時10分)株式会社アガタ、「RAG+AIチャットボット」で新…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000125274.html