アクシスコンサルティングは、AI時代の管理職・マネジメントに関する調査結果を発表しました。
全国の部下を持つ管理職・リーダー639名を対象に、AI活用による役割の変化を調べました。
61.6%が、管理職の役割は業務・進捗の管理から意思決定・人材育成・組織変革へ移ると回答しました。
重要性が高まる能力では、意思決定力が37.7%で最も多くなりました。
記事の概要
調査は、全国の20~60代で1名以上の部下を持つ管理職・リーダーを対象に実施されました。
スクリーニング調査の回答者は13,201名で、本調査の有効回答数は639名です。
管掌チームでAIを活用・試行している437名のうち、57.2%が役割の変化を感じています。
AIで負担が減った管理業務は、会議資料・報告資料の作成が43.5%で最多でした。
AI活用で重要性が高まった仕事は、方針・ビジョンの提示が34.8%で最も多くなりました。
AIで生まれた時間を使うべき仕事では、戦略・方針の検討が40.0%で最多でした。
負担が減った管理業務が3種類以上ある層では、73.9%が役割の変化を回答しました。
調査はFastaskを使ったインターネット調査で、2026年9月18日から19日に実施されました。
記事のポイント
- 役割変化を感じる管理職: チームでAIを活用・試行している管理職の57.2%が、管理職・リーダーとしての役割が変化したと回答しました。
- 効率化された管理業務: 負担が減った業務は、会議資料・報告資料の作成が43.5%、情報収集・要約が41.2%となりました。
- 高まる能力は意思決定力: 今後重要性が高まる能力は意思決定力が37.7%で最多となり、ビジョンを示す力が29.0%で続きました。
このニュースがもたらす影響
- AI導入を進める企業: 資料作成や情報整理の効率化を導入効果の測定で終えず、空いた時間を戦略検討や部下との対話に振り向ける運用まで設計する必要がありそうです。
- 管理職・人事部門: 管理職の評価や育成では、進捗管理の巧拙だけでなく、方針を示す力や意思決定力、人材育成力をどう見極めるかが課題になりそうです。
- 人材サービス企業: 管理職向けの支援では、AIの操作スキルだけでなく、AIで得た時間を組織の方向づけや新規企画につなげる能力への対応が求められそうです。
このニュースの背景
生成AIの普及により、情報収集や資料作成、データ集計など管理職が担ってきた業務の効率化が進んでいます。
調査では、管掌チームでAIを活用・試行している管理職437名のうち、57.2%が自身の役割の変化を感じています。
AIで負担が減った管理業務が3種類以上ある層では、73.9%が役割の変化を回答しており、業務効率化の範囲と役割変化の回答に関連が見られます。
一方で、この結果はAIによる業務削減と役割変化の因果関係を示すものではなく、全国の管理職・リーダー639名を対象にした調査結果です。
関連するニュース
- アクシスコンサルティングは、AI活用で66.3%が仕事時間の余力を実感した調査結果を発表しました。
- アクシスコンサルティングは、企業が今後「AI×創造性」などの掛け合わせを重視する実態調査を発表しました。
- アクシスコンサルティングは、AI活用力と専門知識が市場価値やキャリアに与える影響を調査しました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
アクシスコンサルティング株式会社のプレスリリース(2026年10月22日 11時00分)AI時代、「管理職」は何をする人…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000140.000026996.html