フロンティア調査、生成AIで外注先選びに約9割が迷い

フロンティアは、BtoB発注担当者・決裁者1,005名を対象に、外部委託先の選定と生成AI活用に関する調査を実施しました。
約8割が自社の課題整理・言語化に難しさを感じ、約半数が候補探しに生成AIを使っていました。
一方、約9割が候補企業との適合判断に迷い、第三者の専門家による支援を必要としています。

記事の概要

調査対象は、過去3年以内にシステム開発やマーケティング、コンサルティングなどの外注先選定・発注に関わった1,005名です。
自社の課題を整理・言語化することに難しさを感じた人は、24.7%が「非常に」、57.2%が「やや」と回答しました。
候補企業を探すツールは、生成AIが50.0%で最多となり、Web検索ツールが46.9%、企業比較サイトが42.8%で続きました。
生成AIや検索ツールを使った人のうち、59.8%は一定の手間や時間がかかったものの、目的に合う候補を見つけたと回答しました。
提示された候補が本当に自社に合うか迷った人は、24.9%が「よくある」、66.6%が「ときどきある」と回答しました。
検索を進めるうちに当初の要望や課題と違う方向へ進んだ人は83.6%で、条件は満たすものの違和感を言語化できなかった人も83.7%でした。
不足を感じる情報は、対応のスピード感が42.6%、意図を汲み取る力が41.6%、予算内での対応範囲が35.2%となりました。
条件を満たしていても社風や担当者との相性にミスマッチを感じた人は87.9%で、第三者の専門家による支援が必要とした人も88.8%でした。

記事のポイント

  1. 課題の言語化が壁: 外注先を探す前段階で、約8割が自社の課題整理や言語化に難しさを感じています。
  2. 条件検索後も迷い: 候補を見つけても約9割が適合性に迷い、約8割が方向性のずれや違和感を経験しています。
  3. 専門家支援を要望: 対応速度や意図の理解は検索情報だけで把握しにくく、約9割が専門家の介在を求めています。

このニュースがもたらす影響

  • 導入を検討する企業: 生成AIを候補発掘に使っても、検索前の課題定義と候補評価の基準が曖昧なら判断が揺れやすいため、専門家を含む確認工程を調達プロセスに組み込む必要がありそうです。
  • マッチング事業者: 外注先の実績や条件を示すだけでなく、対応速度や意図理解、担当者との相性を確かめる情報設計や面談機能が、サービスの差別化要素になる可能性があります。
  • 決裁者: 条件比較だけで発注を承認すると、契約後に社風や担当者との相性が問題化する可能性があります。選定時から定性的な適合性を確認する手順が求められそうです。

このニュースの背景

BtoBの外注先選定では、システム開発やマーケティングなど業務内容が多様で、発注側が自社の課題や実現したいことを整理する必要があります。
調査では、約8割が課題の整理・言語化に難しさを感じる一方、候補探しでは生成AIが50.0%で最も多く使われていました。
生成AIや検索ツールで候補を見つけても、対応速度や意図の理解、予算内での対応範囲など、検索結果だけでは把握しにくい情報が残っています。
その結果、候補との適合性や社風・担当者との相性に迷う人が多く、第三者の専門家による支援を必要とする回答も約9割に達しました。

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外注先探しで約8割が「生成AI検索迷子」に!?条件は満たすのに“何か違う”違和感の正体と、9割が求める「専門家の介在価値」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000330.000016175.html

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