PagerDutyは、NTTデータグループの監視オペレーション基盤を統合し、運用を効率化した導入成果を発表しました。
オンコールまでの時間を約92%、不要なインシデント起票を約65%削減しました。
AIエージェントによる一次調査も一部領域で活用し、運用担当者の負担を軽減しています。
記事の概要
NTTデータグループは、10万人以上の利用者と約200拠点を抱える社内プラットフォームを運用しています。
プライベートクラウドでは約3,000の仮想マシンが稼働し、監視業務は技術領域別の3チームが担っていました。
PagerDutyは、統合運用管理ソフトウェア「Hinemos」からのアラートを集約しました。
インシデント管理とオンコールを統合し、既存の運用を維持しながら対応工程を効率化しました。
アラートメールの確認や対応ルールの確認、切り分けを省き、オンコールまでの時間を約92%短縮しました。
アラートの重複を排除するトリアージ機能により、不要なインシデント起票を約65%防止しました。
監視オペレーションに要する時間は約20%効率化し、運用担当者はログ解析などにリソースを振り分けられるようになりました。
AIエージェント機能のSREエージェントは、目視確認からWeb検索、影響判断までの一次調査を自動化しています。
記事のポイント
- オンコールを高速化: HinemosのアラートをPagerDutyが受け取り、担当者へ直接通知することで、初動までの確認と切り分けを短縮しました。
- 重複アラートを排除: 標準のトリアージ機能でアラートの重複を排除し、人が全件を確認して不要と判断する工程を削減しました。
- 一次調査をAIで自動化: SREエージェントが目視確認やWeb検索、影響判断を担い、従来約15分かかった一次調査を自動化しました。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 監視ツールを個別に増やすだけでなく、アラート集約からオンコール、一次調査までの工程を一体で設計することが、導入効果を左右すると考えられます。
- 同業のサービス提供者: 既存の監視製品を置き換えずに運用を統合し、初動時間や不要な起票を削減できる点が示されました。導入後の具体的な成果が比較軸になりそうです。
- IT運用部門: 定型的なアラート確認や一次調査をAIに委ねることで、担当者はログ解析や複雑な障害対応に時間を振り向けやすくなります。役割分担の見直しが求められそうです。
このニュースの背景
NTTデータグループは、10万人以上の利用者と約200拠点を抱える社内プラットフォームを運用しています。
プライベートクラウドでは約3,000の仮想マシンが稼働し、監視業務はプライベートクラウド、パブリッククラウド、ネットワークの3チームに分かれていました。
チームごとにインシデント管理やオンコールを行っていたため、アラートの取捨選択や担当者の判断を人手に頼り、同じ原因に複数チームが対応することもありました。
運用システム数の増加に伴って対応負担が増すなか、情報の分散が監視オペレーションの効率化を妨げる要因になっていました。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
PagerDuty株式会社のプレスリリース(2026年9月18日 09時00分)PagerDuty、株式会社NTTデータ…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000101675.html