オーエムネットワークは、生成AI「Claude Code」を活用したAS/400(IBM i)開発効率化の取り組みを、保守改修の実務へ正式導入しました。
2026年7月から8月にかけて、RPG開発経験の浅い若手エンジニアが、帳票定義や発行制御に関するプログラム約20本を改修しました。
AIの出力確認や試行錯誤を含めても、手作業と比べて作業時間を30〜40%削減しました。
記事の概要
対象は、基幹システムで稼働する帳票定義ファイル(DDS)と、発行・出力制御プログラム(RPG/CL)です。
若手エンジニアはClaude Codeを対話型アシスタントやコード解読ツールとして使い、構造や依存関係を確認しながら改修しました。
対象となった約20本のプログラムは、実際の基幹業務で稼働する帳票関連プログラムです。
AIの出力に対する人間の確認、プロンプト調整、類似パターンへの横展開修正を含む手順で検証しました。
その結果、手作業と比べて約30〜40%の作業時間を削減し、若手がリリースまで遂行しました。
オーエムネットワークは一連の手順を「レガシーシステムモダン開発・保守スキーム」として標準化しました。
今後は、社内基幹システムのさまざまな機能改修や保守業務へ適用範囲を広げる方針です。
記事のポイント
- 約20本を若手が改修: 若手エンジニアがDDSやRPG/CLの構造・依存関係を確認し、帳票関連プログラム約20本を改修しました。
- 作業時間を30〜40%削減: AI出力の確認やプロンプト調整、やり直しを含む実務運用でも、手作業比で30〜40%削減しました。
- 保守手順を社内標準化: 属人化していたレガシーシステム保守を、若手が自走しやすい社内標準スキームとして整備しました。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: レガシー保守への生成AI導入では、出力の人間確認やプロンプト調整まで含めた手順設計が必要です。効果測定も、削減率だけでなく若手がリリースまで担えるかを軸に進めることが重要と考えられます。
- 同業の開発会社: AS/400保守の支援では、AIツールの導入支援だけでなく、DDSやRPG/CLの解読から検証、リリースまでを標準化する提案が競争力になり得ます。若手育成と属人化解消を組み合わせたサービス化も考えられます。
- レガシー保守の現場: ベテランの知識に依存していた改修でも、AIを解読や対話の支援に使い、人間の確認を組み込めば若手へ作業を移せる可能性があります。今後は機能ごとに適用範囲と品質確認の条件を整理する必要がありそうです。
このニュースの背景
AS/400(IBM i)は基幹業務を支える一方、開発者の高齢化やドキュメント不足によるコードのブラックボックス化が課題になっています。
帳票プログラムは、印刷レイアウトの定義と出力制御ロジックが複雑に関係し、ベテランに依存しやすい領域でした。
オーエムネットワークは2026年3月に生成AI活用の検証を公表しており、今回は現場で継続利用できるか、若手が実際に改修できるかを確かめる段階に進みました。
2026年7月から8月の実務運用を通じて、AI出力の確認や試行錯誤を含む手順が整理され、社内標準スキームとして扱われています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
オーエムネットワーク株式会社のプレスリリース(2026年9月10日 10時04分)【AS/400×生成AI 第2弾】若手…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000163.000092212.html