DataPrism Technologiesは、アップル引越センターを展開するアップル向けに、拠点間の長距離便の配車計画を自動作成するAIシステムを開発しました。
2025年の実案件データを用いた実証実験では、平均積載率が5ポイント向上し、空車運行も減少しました。
配車計画の作成時間は、従来の1時間30分程度から数十秒へ短縮しました。
記事の概要
本システムは、引越し案件を車両に割り当てる長距離便の配車計画を自動作成します。
数理最適化を用いて、運行数が最小となる案件の組み合わせを求めます。
車両の積載容量、エリア間の折り返し時間、大型案件の積み合わせ制限を考慮します。
従来は、繁忙期に増加する案件から条件を満たす組み合わせを人手で探していました。
引越し日の変更やキャンセルが発生した場合も、その時点の条件で計画を作り直せます。
作成された計画は画面上で調整でき、現場の判断を反映して確定できます。
2025年の複数期間の評価では、総運行数が減り、1運行あたりの積載量が増加しました。
案件数が最も多い繁忙期でも、計画作成時間は20分程度に短縮しました。
記事のポイント
- 積載率が5ポイント向上: 2025年の実案件データによる評価で、手作業と比べて平均積載率が5ポイント向上しました。
- 数理最適化で配車: 積載容量や折り返し時間、大型案件の制限を考慮し、運行数が最小の計画を求めます。
- 変更時の再計画に対応: 引越し日の変更やキャンセルが生じた場合も、その時点の条件で計画を作り直せます。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 配車担当者の経験に依存していた組み合わせ探索を、条件変更時にも再計算できる業務へ移せます。導入時は現場ルールの整理とデータ整備が重要になりそうです。
- 物流事業者: 積載率や運行数だけでなく、折り返し時間や大型案件など自社固有の制約を最適化へ組み込めるかが、同様の仕組みを検討する際の焦点になりそうです。
- 物流業界全体: 計画を一度決めて終えるのではなく、変更やキャンセルのたびに条件を更新する運用が現実的になり、配車担当者には自動案を監督・調整する役割が求められそうです。
このニュースの背景
引越しの長距離便では、行き先や日付、荷物量をもとに複数案件を1台にまとめ、輸送効率を高めています。
繁忙期には対象案件が増えるため、条件を満たす組み合わせを人手で探す配車計画の作成に時間がかかっていました。
引越し日の変更やキャンセルが発生した場合は計画を一から組み直す必要があり、条件変更のたびに効率を見直すことが難しい状況でした。
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DataPrism Technologies株式会社のプレスリリース(2026年9月1日 10時00分)DataPris…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000157002.html