岐阜県海津市上下水道課が、天地人の水道DXソリューション「宇宙水道局」を導入しました。
衛星データとAIによる漏水リスク診断で、音聴調査の対象地域を絞り込みます。
同課の水道管維持管理業務の効率化と、持続可能な水道事業を支援します。
記事の概要
株式会社天地人は、海津市上下水道課と「宇宙水道局」の契約を締結しました。
同サービスは、衛星データを活用して水道管の漏水リスクを診断するソリューションです。
海津市上下水道課は、漏水リスク診断に基づく音聴調査支援を導入しました。
数メートル単位で管路のリスクを診断し、漏水する可能性が高いエリアを絞り込みます。
これにより、優先して調査すべき場所を特定し、維持管理業務の効率化を図ります。
「宇宙水道局」は2023年4月の提供開始から、2026年7月時点で延べ導入事業体数が80を突破しています。
岐阜県内では、飛騨市、高山市、恵那市に続く導入事例です。
日本水道協会の「水道統計」令和5年度によると、法定耐用年数を超えた管路は約18.9万kmです。
記事のポイント
- 数メートル単位で診断: 衛星データを使い、現在と近未来の漏水リスクを数メートル単位で把握できます。
- 音聴調査を効率化: 漏水リスクの高いエリアを絞り込み、限られた人員での調査を支援します。
- 導入事業体は80超: 2023年4月の提供開始から、契約更新を含む導入事業体数が80を超えています。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する自治体: 現場の経験や一律巡回だけに頼らず、漏水リスクで調査順位を組み立てる運用へ移行できる可能性があります。導入前に既存データとの接続や現場検証を検討する必要がありそうです。
- 水道DX事業者: 導入事業体数が80を超えたことで、衛星データを使った漏水管理は実証段階から自治体の選択肢へ移りつつあると考えられます。診断後の更新計画まで含む提案力が問われそうです。
- 水道事業の管理者: 老朽管の多さに加え、収益や職員数の減少も見込まれるなか、限られた調査資源をどこへ配分するかが重要になります。診断結果を更新計画や予算判断につなぐ設計が求められそうです。
このニュースの背景
日本の水道管延長の約25.3%にあたる約18.9万kmが法定耐用年数を超えています。
経年管の点検・維持・修繕は広域かつ短期間で行うことが難しく、多額の費用も課題になっています。
少子高齢化や人口減少により、水道料金収入と職員数の減少が見込まれています。
海津市も人口減少に伴う給水収益の減少や職員数の計画的な削減を背景に、管路更新と事業効率化を進めています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社天地人のプレスリリース(2026年8月27日 13時00分)岐阜県・海津市上下水道課が、衛星データとAIを活用し…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000297.000045963.html