スペースシフトは、JAXAの「軌道上実証AIアプリ」事業で、国内外4海域の実証観測を完了しました。
QPS研究所のQPS-SAR12号機に搭載したオンボードAI実証機で推論し、すべての観測で船舶を検知しました。
軌道上で画像を解析することで、地上へのデータ伝送量を従来比約90%削減できる見込みです。
記事の概要
スペースシフトは、JAXAの「JAXA宇宙技術実証加速プログラム(JAXA-STEPS)」で取り組む「軌道上実証AIアプリ」事業において、2026年6月から7月にかけて実証観測を実施しました。
実証では、株式会社QPS研究所のQPS-SAR12号機に搭載されたJAXA開発オンボードAI実証機を活用しました。
スペースシフトが2026年3月に採択された「深層学習を用いた水域・船舶検知モデルの軌道上実証」に基づく取り組みです。
対象地域は、シンガポール、ポートヘッドランド(オーストラリア)、パナマシティ(パナマ)、東京湾・横浜沖の4海域です。
検知数は、シンガポールが90隻、ポートヘッドランドが15隻、パナマシティが57隻、東京湾(横浜沖)が28隻でした。
港湾周辺の輻輳エリアから外洋航路まで、異なる海域環境で個々の船舶を検知できたことを確認しました。
軌道上でAI推論を実行すると、GBクラスの画像データではなく検知結果を示すテキストベースのデータを送信でき、伝送量を従来比約90%削減できる見込みです。
同社は今後、海洋監視や船舶動向把握の利用シナリオを深掘りし、浸水災害時の被害状況把握など防災分野への応用も進めます。
記事のポイント
- 軌道上でAI推論: 衛星上でSAR画像を解析し、検知結果をテキストデータとして地上へ送信する構成です。
- 4海域で検知成功: シンガポールなど4海域で観測し、船舶を合計190隻検知しました。
- 海洋・防災へ応用: 海洋監視や船舶動向把握に加え、浸水災害の被害状況把握への応用も見込んでいます。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社スペースシフトのプレスリリース(2026年8月7日 10時00分)スペースシフト、JAXA 軌道上実証 AI ア…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000006437.html