ProVisionは、AIシステムを対象とする脆弱性診断サービスの提供を開始しました。
Webアプリケーションの脆弱性に加え、プロンプトインジェクションやRAG汚染などを検証します。
AIが組み込まれたWebシステムやチャットボット、社内文書検索AI、AIエージェントが対象です。
記事の概要
新サービスは、AIシステムの基盤となるWeb層と、入力・回答・参照データに関わるAI層を診断します。
Webアプリケーションやサーバーを対象に、一般的な脆弱性を検証します。
AI層では、プロンプトインジェクションやRAG汚染、機密情報漏洩などを確認します。
AIエージェントについては、権限に関わるリスクも診断対象です。
自動診断ツールによる検証に加え、セキュリティエンジニアが手動診断を実施します。
入力内容や参照データ、処理ロジックの組み合わせによる攻撃シナリオも検証します。
診断結果は、深刻度や想定影響、再現手順、対策方法を含む報告書で提出します。
緊急性の高い脆弱性が見つかった場合は、最終報告書を待たず当日中に速報を共有します。
記事のポイント
- 診断対象を二層化: 従来のWebアプリケーション診断に加え、AIへの入力や回答、参照データまで確認します。
- 手動とツールで検証: 自動ツールの網羅性とセキュリティエンジニアの手動分析を組み合わせて診断します。
- 緊急時は速報を共有: 高い緊急性の脆弱性を発見した場合は、最終報告書に先立ち当日中に知らせます。
このニュースがもたらす影響
- AI導入企業: Web層だけでなく入力・回答・参照データまで確認対象になるため、AIサービスの本番投入前に、従来の診断範囲を見直す必要が生じそうです。
- セキュリティ事業者: 自動診断の網羅性だけでは扱いにくい、入力や参照データ、処理ロジックの組み合わせへの対応が、AI向け診断サービスの差別化要因になる可能性があります。
- AI開発・運用部門: AIエージェントの権限や機密情報の扱いまで診断対象となることで、脆弱性対応を開発後の作業にせず、権限設計やデータ管理の段階から考えることが求められそうです。
このニュースの背景
社内文書検索AIやチャットボット、AIエージェントなど、業務やサービスへのAI活用が広がっています。
一方で、AIシステムのセキュリティ確認がサーバーやWebアプリケーションなどのWeb層にとどまり、AIへの入力・回答・参照データまで十分に検証できていないケースがあります。
AIシステムでは、悪意のある指示による制御回避や回答を通じた機密情報の漏洩、参照データの汚染など、AIの仕組みに関わるリスクも生じます。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社ProVisionのプレスリリース(2026年8月25日 11時00分)AIシステムのWeb層・AI層を総合的に…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000187.000099874.html