オプティムは、サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)の「★3」以上取得を支援するパッケージの提供を始めました。
現状のアセスメントや改善計画の策定から、ITシステムの実装、運用確認までを一気通貫で支援します。
中小・中堅企業向けに、資産管理や端末設定、規程作成、従業員からの問い合わせ対応を提供します。
記事の概要
オプティムが提供を開始した「OPTiM Biz SCS評価制度支援パック」は、SCS評価制度の要求事項への対応を支援するサービスです。
「OPTiM Biz Premium」と、AI社内ポータルサイトサービス「OPTiM Collaboration Portal」を中心に構成しています。
企業のセキュリティ対策状況をアセスメントし、不足要件を補う改善計画の策定を支援します。
対策導入後も実施状況を定期的に確認し、運用定着と継続的なセキュリティ水準の維持を後押しします。
「OPTiM Biz Premium」では、PCやスマートデバイスの製造元、OSバージョン、インストール済みソフトウェアを自動収集します。
パスワードポリシーやアカウントロック、不要なソフトウェアの利用制限、USBメモリなどの可搬媒体の利用制限にも対応します。
「OPTiM Collaboration Portal」では、SCS評価制度対応テンプレートとAI生成を使って、規程や手順書を作成できます。
制度の本格運用は2026年度末(2027年3月頃)に向けて準備が進められており、「★3」は全サプライチェーン企業が最低限実装すべき基礎的な対策と位置づけられています。
記事のポイント
- 一気通貫で支援: 現状評価から改善計画の策定、対策導入後の実施状況確認までを継続的に支援します。
- IT資産を自動把握: PCやスマートデバイスの情報を自動収集し、資産管理と脆弱性管理の土台を整備します。
- AIで規程と対応: AIで規程や手順書を作成し、ポータル内の情報を参照元付きで従業員へ回答します。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 2027年3月頃に向けて制度対応を進める企業は、端末管理だけでなく規程整備や従業員対応まで含め、社内の不足項目を先に洗い出す必要がありそうです。
- 情シス担当者: 資産情報の収集や端末設定、規程に関する問い合わせ対応を個別作業から切り離せるため、限られた人員をリスク判断や運用確認に振り向けやすくなると考えられます。
- セキュリティ事業者: ★3対応では技術対策に加えて文書化・周知・継続確認も求められるため、単機能製品よりも制度要件に沿った導入支援や運用定着までの提案が重視される可能性があります。
このニュースの背景
サプライチェーンを狙ったサイバー攻撃の増加を受け、発注元企業が取引先にセキュリティ対策を求めるケースが増えています。
SCS評価制度は、企業の対策状況を共通の評価基準で可視化する仕組みとして、2026年度末(2027年3月頃)の本格運用に向けて準備されています。
「★3」はサプライチェーンを構成するすべての企業が最低限実装すべき基礎的な対策と位置づけられています。
一方、中小・中堅企業では、現状評価や計画策定、ITシステムの導入・運用、規程の文書化、従業員への周知を担う専門人材や予算が不足しやすい状況です。
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