フォーバル GDXリサーチ研究所は8月21日、中小企業のAI活用に関する調査レポートを発行しました。
全国の中小企業経営者1,653人を調査した結果、業務でAIを導入・活用している企業は36.9%でした。
導入企業の91.7%が業務効率化を実感し、未導入企業を含む83.2%が今後の推進意向を示しました。
記事の概要
フォーバル GDXリサーチ研究所は、「BLUE REPORT[9月号] 中小企業の経営状況の変化への対応<3>」を発行しました。
今回の調査では、全国の中小企業経営者1,653人を対象に、AIの理解度や導入状況、効果、今後の推進意向を尋ねました。
AIを既に業務で活用している企業は36.9%で、導入に向けて検討・試験運用している企業は20.1%でした。
AIの仕組みや活用メリットを理解し、業務への適用方法を把握している企業では、8割以上が既にAIを活用していました。
導入済み企業が実感した効果は、業務効率化が91.7%、工数削減が86.5%で、社内業務の改善が中心でした。
一方、コスト削減は60.1%、他社からの評価は40.3%にとどまりました。
今後のAI導入・活用を推進すると答えた企業は83.2%で、既に活用している企業では91.8%、検討・試験運用中の企業では90.6%でした。
AIを必要だと思いながら導入できていない企業では、専門人材の不足や活用業務、進め方がわからないことが主な課題でした。
記事のポイント
- 導入・活用は36.9%: AIを既に業務で活用している企業は36.9%で、検討・試験運用中の20.1%を加えると半数を超えます。
- 効率化の効果が突出: 導入済み企業では、業務効率化の実感が91.7%、工数削減が86.5%となり、社内改善で効果が表れています。
- 推進意向は83.2%: 未導入企業を含む83.2%が今後の推進意向を示し、必要だが導入できていない企業でも72.7%に達しました。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 効率化や工数削減は成果を見込みやすい一方、導入には業務の選定や進め方の具体化が欠かせず、まず小さな社内業務から検証する流れが強まりそうです。
- AI支援事業者: 未導入企業では専門人材やノウハウ、活用業務の不明確さが障壁となっているため、ツール提供だけでなく業務特定から定着までの伴走支援が求められそうです。
- 中小企業経営者: 推進意向が導入済み企業に限らず広がる一方、成果は社内改善に偏っています。次の投資では、効率化を顧客価値や付加価値創出へつなげる設計が課題になりそうです。
このニュースの背景
人手不足や生産性の低迷が多くの業界で経営課題となるなか、AIは生産性向上の手段として関心を集めています。
中小企業のAI活用では、仕組みやメリットの理解に加え、自社のどの業務へ適用するかを具体化できるかが導入に関わっています。
調査では、AIを必要だと思いながら導入できていない企業で、専門人材の不足や活用業務、具体的な進め方の不明確さが主な課題となっています。
中小企業庁が2026年版「中小企業白書」でAIトランスフォーメーションを成長機会と位置づけるなか、導入を実装や成果につなげる支援が焦点になっています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社フォーバルのプレスリリース(2026年8月21日 10時00分)【中小企業のAI活用の実態】AI導入・活用企業は…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000455.000104276.html