Quixotiksは、NEDOの2026年度「SBIR推進プログラム(連結型)」で交付決定を受けました。
精神・発達障害者の就労定着を支援するシステムを開発し、全国の就労支援施設で実証します。
AI対話アプリと支援員向け管理ダッシュボードを組み合わせ、日々の状態把握と専門的な支援につなげます。
中央大学の監修のもと、有効性と安全性を検証し、製品化を目指します。
記事の概要
今回の研究開発課題は、「AIと支援員の協調による精神・発達障害者向け就労定着支援システムの開発」です。
厚生労働省の政策課題「障害者の自立や社会参加を促進する汎用的な支援機器の開発」に対応します。
独自対話AI「QX Engine」を搭載したアプリと、支援員向け管理ダッシュボードを開発します。
利用者はLINEでAIと対話し、セルフケアや生活リズムづくりの支援を受けられます。
支援員は利用者の状態を確認し、SOSサインの検知時には通知を受けて人による支援につなげます。
過去の実証では、精神・発達障害のある12人を対象に63日間検証し、自己効力感が20.1%向上しました。
同実証では、支援員の声掛け回数も平均38%削減しました。
フェーズ1は2027年3月まで実施し、2028年度の販売開始と3年後の200事業所への導入を目指します。
記事のポイント
- AIと支援員が分担: AIが日常的な対話とセルフケアを支援し、SOSサインを検知した場合は支援員による専門対応につなげます。
- 比較実証で検証: 汎用生成AIを対照に、協力先の就労支援施設で本システム特有の有効性と安全性を検証します。
- 2028年度に販売開始: フェーズ1で有効性の検証とプロトタイプの完成を進め、フェーズ2で製品化・事業化を目指します。
このニュースがもたらす影響
- 就労支援施設: 日常の状態把握をAIに分担させ、支援員は通知を受けた利用者への専門対応に集中する運用へ移行できる可能性があります。
- 障害者雇用企業: 採用後のメンタル面の不調を早期に把握する選択肢が増え、定着支援を人事担当者や現場任せにしない体制づくりが求められそうです。
- 支援サービス提供者: 汎用生成AIとの比較で有効性と安全性が検証されるため、障害福祉領域ではAIの導入実績だけでなく、支援効果と人への接続方法が競争軸になる可能性があります。
このニュースの背景
民間企業で雇用される精神障害者は増加する一方、精神・発達障害のある就労者は平均勤続年数が約5年と短く、メンタル面の不調が主な離職理由になっています。
就労支援の現場では支援人材が不足し、夜間・休日のケアや利用者の日々の状態把握に十分対応しにくい状況があります。
利用者が支援者から評価されることを気にして本音を話しにくいという課題もあり、AIによる日常対話と支援員による専門対応を組み合わせる必要性が生じています。
今回のフェーズでは、汎用生成AIを対照とする比較実証によって、支援システム固有の有効性と安全性を検証します。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社Quixotiksのプレスリリース(2026年8月20日 09時20分)AIと支援員の協調で「働き続けられる」を…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000150529.html