ベルシステム24ホールディングスは、管理職542人を対象に業務効率化の実態を調査しました。
生成AIの導入割合は全体で33.7%となり、5,000人以上の企業では55.9%でした。
一方、AIで成果を出す課題として、データ整備や業務プロセスの標準化が上位に挙がりました。
AIやデジタル化で無くしたい事務作業には、1人1日平均2時間ほどを費やしていました。
記事の概要
ベルシステム24ホールディングスは、従業員30人以上の民間企業に勤務する管理職542人を対象に、「企業の業務効率化に関するアンケート調査」を実施しました。
調査期間は2026年2月17日から2月18日までで、設問により回答者数が異なります。
人手不足を「強く感じている」企業は31.2%、「やや感じている」企業は47.4%で、合計78.6%でした。
AIやデジタル化で無くしたい事務作業は、「二重入力・転記」が35.8%、「紙の書類の印刷・押印・回覧・スキャン・郵送」が32.3%、「会議のための資料作成」が31.7%でした。
これらの事務作業に費やす時間は、回答全体の平均で1人1日あたり2時間ほどでした。
生成AIの導入割合は全体で33.7%で、従業員30〜99人の企業では17.2%、300〜999人では33.0%、5,000人以上では55.9%でした。
AIで成果を出す課題は、「AIに読み込ませるデータの入力や整備」が37.7%、「業務プロセスを標準化しなければ、AIを部署全体で有効に活用しきれない」が30.2%でした。
主要な業務プロセスを標準化できている割合は全体で48.0%で、従業員100人以上の企業でもおおむね半数にとどまりました。
記事のポイント
- 企業規模で導入率に差: 生成AIの導入割合は、従業員30〜99人の企業で17.2%、5,000人以上で55.9%でした。
- 削減したい事務作業: 無くしたい事務作業は、二重入力・転記、紙書類の処理、会議資料の作成が上位でした。
- 導入前の整備が課題: AI活用の課題はデータ整備と業務標準化で、従業員100人以上でも約半数に壁がありました。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 導入候補を増やす前に、二重入力や紙処理など対象業務の手順とデータの状態を点検し、標準化を先行する投資計画と部門横断の効果測定を検討する必要がありそうです。
- 業務支援事業者: AIツール単体の機能比較だけでは差別化しにくくなり、データ整備や属人業務の標準化まで支援できる体制が、提案の選定軸になる可能性があります。
- 業務改革担当者: 全社一斉導入より、現場ごとの手順差を小さな業務単位で洗い出し、標準化の進捗とAI効果を併せて追う運用が現実的になりそうです。導入率だけを成果指標にしない設計が求められます。
このニュースの背景
管理職542人の調査では、人手不足を感じる企業が78.6%に達し、AIやデジタル化で無くしたい事務作業に1人1日平均2時間ほどを費やしています。
生成AIの導入割合は企業規模が大きいほど高い一方、AIで成果を出す課題としてデータ整備や業務プロセスの標準化が挙がっています。
AI導入の有無だけでなく、導入効果を受け止める業務手順やデータをどこまで整えられているかが、活用の差につながる状況です。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社ベルシステム24ホールディングスのプレスリリース(2026年8月17日 10時00分)従業員30人以上の企業から…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000235.000109272.html