Salesforceの調査で、企業1社当たりのAIエージェント稼働数が2025年から3倍近く増えたことが分かりました。
本番環境で運用する企業400社を5四半期連続で分析し、エージェント数は5体から13体に増加しました。
作成時間の短縮や利用セッションの増加も進み、企業での本格運用が広がっています。
記事の概要
Salesforceは、AIエージェントプラットフォーム「Agentforce」の利用データを分析した「2026 Agentic Enterprise Index」を公表しました。
調査対象は、AIエージェントを本番環境で運用する実在企業400社で、5四半期連続の稼働状況を分析しています。
さらに、9つの主要市場で約5000人を対象にした調査結果もレポートに含まれています。
本番環境で稼働するAIエージェントの平均数は、2025年2月の5体から2026年4月の13体に増加しました。
新規エージェントの作成時間は、2025年初頭の4日から1.9日に短縮し、53%減少しました。
従業員が1週間に開始するエージェントセッション数は、2025年2月以降に3倍へ増加しました。
企業におけるエージェントの活用度は、5四半期にわたり月平均成長率31%で伸びています。
エージェントによる月間アクションの平均割合は0%から15%に拡大し、2026年4月のAWU消費数は7億3400万個に達しました。
記事のポイント
- 本番運用が拡大: 企業1社当たりの平均稼働数は、2025年2月の5体から2026年4月に13体へ増加しました。
- 複雑な業務に対応: 1エージェント当たりの平均ユニークアクション数は2件から4件に増えました。小売業界のピーク時は9件です。
- 業界ごとに差: 小売りや旅行は導入が速く、規制の厳しい業界は遅い一方、高度な機能を持つエージェントが使われています。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 1社で複数エージェントを動かす前提が現実味を帯びたため、単発導入ではなく、業務間の連携や権限、評価指標、停止条件まで早期に設計する必要がありそうです。
- AIサービス提供者: 作成期間が1.9日まで短縮し、1エージェントの平均アクションも増えたため、回答生成だけでなく、複数システムをまたぐ業務実行と導入後の運用設計で比較される可能性があります。
- 規制業界の責任者: 規制の厳しい業界では導入が遅い一方で高度なエージェントが使われるため、限定業務から監査可能性や人の確認を確保して本番化する段階設計が求められそうです。
このニュースの背景
今回の調査は、本番環境でAIエージェントを運用する実在企業400社を5四半期連続で分析したものです。
企業では、AIエージェントの試行にとどまらず、複数の業務や部門をまたぐ運用へ移行する動きが進んでいます。
作成時間の短縮や従業員のセッション増加に加え、エージェントが実行するアクションの割合も拡大しています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
Salesforceの調査によると、企業で稼働するAIエージェントの平均数は2025年から約3倍に増加したという。導入の…
https://japan.zdnet.com/article/35251756/