Salesforceの「State of Commerce」レポートで、オンラインショッピングの商品検索にエージェント型AIを使う消費者が増えたことが分かりました。
過去12カ月で、その割合は200%増加しました。
調査はコマース担当者3450人と消費者4690人への調査に加え、15億人超の買い物客の行動データに基づいています。
企業ではAIの試験導入から、運用規模の拡大へと重点が移っています。
記事の概要
Salesforceの「State of Commerce」レポートによると、オンラインショッピングの初期段階で、エージェント型AIを使って商品を検索する消費者の割合が過去12カ月で200%増加しました。
レポートは、企業のコマース担当者3450人と消費者4690人を対象にした調査に加え、世界の15億人超の買い物客の行動データを基に作成されています。
コマース部門のリーダーが最優先課題に挙げたのは、「AI機能の導入と拡充」でした。
次いで、「データの品質、データアクセシビリティー、およびデータ管理の改善」と「業務プロセスの自動化と効率化」が続きました。
コマース担当者の86%はAIが顧客体験の水準を引き上げていると回答し、61%は高まり続ける顧客の期待に応えることが難しくなったと答えました。
2026年はAIの実験よりも運用規模の拡大に注力する年となり、エージェント型AIを利用する企業の35%が拡大に取り組んでいます。
コマース部門のリーダーの71%は、AIがコマース業務の中核を担うとの考えに同意しました。
企業がコマースプラットフォームの拡張で注目する領域は、AIを活用したパーソナライゼーションが46%、受注管理が40%、コンテンツ管理が39%でした。
一方、営業、カスタマーサービス、マーケティング、コマースの各チームで顧客データが完全に統合されている企業は27%にとどまりました。
コマース担当者の9割近くは、今後1年以内にAI検索が商品の発見に不可欠になると見ています。
AI検索での可視性を高める取り組みでは、商品コンテンツの品質向上、会話形式や質問形式の検索に対応したコンテンツの作成と最適化、AI検索プラットフォームへのデータフィード送信が上位になりました。
記事のポイント
- AI導入が最優先: コマース部門の最優先課題はAI機能の導入と拡充で、データ管理の改善と業務自動化が続きました。
- 商品発見もAI対応: AI検索での可視性向上に向け、商品情報の品質改善や会話形式の検索に対応する取り組みが進んでいます。
- データ統合が課題: 顧客データの完全統合は27%にとどまり、AIエージェントの大規模展開ではデータ分断が障害になっています。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
Salesforceの最新調査で、AIを活用した商品検索の利用が急増していることが明らかになった。企業もAI導入を本格化…
https://japan.zdnet.com/article/35251238/