米Apptioは8月6日、AI投資対効果の測定を支援する新機能のパブリックプレビュー版を開始しました。
「IBM Apptio AI Value & ROI」は、AI関連支出と測定可能なビジネス成果を関連付ける機能です。
一般提供は2026年第3四半期(7~9月)を予定しています。
記事の概要
対象機能は、「IBM Apptio AI TCO & Usage」または「IBM Apptio Costing Standard」の利用企業が使えます。
AIトークンの利用コストを含むAI関連支出と、売り上げ、コスト、スピード、生産性、リスクなどの指標を一元的に把握できます。
各AI施策を、削減コストやコンバージョン率など利用企業が設定する評価指標と関連付けられます。
目標値と実績値を時系列で追跡し、施策が期待どおりの価値を生み出しているかを継続的に評価できます。
「IBM Cloudability」はAIトークン利用コストの可視化と費用配賦を担い、同機能が支出とビジネス成果を関連付けます。
「IBM Apptio AI TCO & Usage」やCloudabilityとの連携により、トークン利用コストや人件費を含む総コストとビジネス価値を可視化できます。
IBMはGartnerの推計として、財務部門リーダーの84%がAI施策のROIを測定できていないと紹介しています。
Bill Lobig氏は、ある顧客がコストを50%削減し、新たなAI施策への投資原資を確保したと説明しています。
記事のポイント
- 支出と成果を関連付け: AIトークン利用コストなどの支出と、売り上げや生産性などの成果をAI施策ごとに関連付けます。
- 指標を時系列で追跡: 削減コストやコンバージョン率などの目標値と実績値を追跡し、施策の価値を継続評価できます。
- 2026年第3四半期に一般提供: 現在はパブリックプレビュー版で、「IBM Apptio AI TCO & Usage」などの利用企業が対象です。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 財務部門と事業部門は、AI施策を導入する前に成果指標と目標値を定め、投資継続・縮小・再配分を判断する運用へ移行する可能性があります。
- FinOps製品提供者: AIの利用コストだけでなく、売り上げや生産性などの成果まで結び付ける機能が、企業の比較検討における差別化要素として求められそうです。
- AI施策責任者: 施策ごとの総コストと実績を時系列で説明できるため、導入後も期待した価値を検証し、経営層への投資説明を継続的に行う必要が生じます。
このニュースの背景
AI投資が拡大する一方で、その成果を説明・評価することが企業の経営課題になっています。
IBMが紹介したGartnerの推計では、財務部門リーダーの84%がAI施策のROIを測定できていません。
既存のCloudabilityなどでAIトークン利用コストを把握できても、事業成果との関係を継続的に評価する仕組みが必要になっています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
米Apptioは、AI投資対効果の測定を支援する新機能「IBM Apptio AI Value & ROI」のパブリック…
https://japan.zdnet.com/article/35251674/