KELA、サードパーティーリスク管理基盤を大型更新

KELAは8月18日、グループ会社SLINGのサードパーティーリスク評価・管理基盤を大型更新したと発表しました。
経済産業省と金融庁の指針に対応し、対話型AI「ROSE AI」やマルチテナント管理パネルを追加しました。
日本語化した問診票やアラート、経営層向けレポートを通じて、取引先を含むサプライチェーンの管理を支援します。

記事の概要

今回の対象は、SLINGが開発するTPRM(Third-Party Risk Management)プラットフォームです。
企業ドメインを起点に、関連するドメインやサブドメイン、デジタルアセットをエージェントレスでマッピングします。
さらに、ダークウェブなどから収集したサイバーインテリジェンスと組み合わせ、サプライヤーのリスクを評価します。
経済産業省(METI)と金融庁(FSA)の指針に対応し、サイバーセキュリティセルフアセスメント点検表に準拠したアンケート機能を搭載しました。
ユーザー企業は、プラットフォーム上から取引先へ問診票を直接送付し、回答を回収できます。
エンタープライズ企業や企業グループ、持ち株会社、MSSP向けには、マルチテナント管理パネルを実装しました。
ROSE AIは脅威の検出結果を自然言語で説明し、優先度の高い修復ステップを提案する対話型AIアシスタントです。
今後は、AI自動生成リスクレポートやサプライヤー自動発見、財務インパクトとROI分析の追加を予定しています。

記事のポイント

  1. 日本向け問診票: METIとFSAの指針に対応し、セルフアセスメント点検表準拠の問診票を送付・回収できます。
  2. ROSE AIを統合: 検出結果を平易な日本語で説明し、修復ステップを提案します。UIや経営層向けレポートも日本語化しています。
  3. 複数環境を一元管理: 企業グループや持ち株会社、MSSPが複数環境を扱える管理パネルを備え、運用対象の拡大に対応します。

このニュースがもたらす影響

  • 導入を検討する企業: 日本の指針に沿った問診票の送付・回収から日本語の経営層向け報告までを一つの基盤で扱えるため、取引先評価の運用設計を進めやすくなる可能性があります。
  • TPRM提供事業者: 日本向けの制度対応に加え、脅威情報、対話型AI、マルチテナント管理を組み合わせたことで、競合各社にも国内運用と企業グループ対応を一体で示すことが求められそうです。
  • 調達・情シス部門: 自社の防御だけでなく、取引先や外部AIサービスまで監視対象に含める考え方が広がり、サプライヤー評価の範囲と継続的な見直し体制を再検討する契機になり得ます。

このニュースの背景

サプライチェーン攻撃について、自組織だけの防御では不十分で、サードパーティーやベンダーまで含めた境界の防御が必要と説明されています。
AIはサプライチェーン攻撃リスクを新たに生み出したものではない一方、そのリスクを加速させていると指摘されています。
AI自体も外部の専門企業から提供されるサービスであるため、サプライチェーンリスク管理の対象として監視・保護すべきだとされています。
今回の更新は、日本企業向けの指針対応や、一般企業・企業グループでの利用拡大を意識した機能強化と位置付けられています。

関連するニュース

詳しい記事の内容はこちらから(引用元)

ZDNET Japan

KELAは、グループ会社であるSLINGが開発するサードパーティーリスク評価・管理プラットフォーム(TPRM)の大型アッ…

KELA、サードパーティーリスク管理を強化–経産省・金融庁指針に対応 – ZDNET Japan
https://japan.zdnet.com/article/35251692/

最新情報をチェックしよう!
>ビジネスを飛躍させるAIキュレーションメディア「BizAIdea」

ビジネスを飛躍させるAIキュレーションメディア「BizAIdea」

国内外の最新AIに関する記事やサービスリリース情報を、どこよりも早くまとめてお届けします。
日々BizAIdeaに目を通すだけでAIの最新情報を手軽にキャッチアップでき、
AIの進化スピードをあなたのビジネスの強みに変えます。

SNSをフォローして頂くと、最新のAI記事を最速でお届けします!
X: https://twitter.com/BizAIdea
Facebook: https://www.facebook.com/people/Bizaidea/61554218505638/

CTR IMG