NECは8月、企業のデジタル業務を自動化するAIエージェント「NEC cotomi Agent」の販売をMicrosoft Marketplaceで開始しました。
税別料金は1人当たり月額1万5000円で、別途専用テナント利用費が必要です。
Microsoft製品との統合や一元管理に対応し、経費精算や受発注などの業務自動化を支援します。
記事の概要
NECは8月18日、AIエージェント「NEC cotomi Agent」を8月からMicrosoft Marketplaceで販売開始したと発表しました。
Microsoft製品を基盤にIT投資を行う企業は、Microsoft Azureなどとの統合や一元管理が可能です。
税別料金は1人当たり月額1万5000円で、別途専用テナント利用費が必要です。
本サービスは、NEC独自のエージェント技術「cotomi Act」を活用しています。
cotomi Actは、個人や組織が持つ暗黙知を抽出し、ウェブ上の業務を自動で実行する技術です。
実際の業務システムやブラウザーを操作し、ベテラン社員のPC操作を一度提示するだけで手順を再現できます。
メールやPDFの読み取りからシステム入力、処理完了後の通知まで、判断を伴うワークフローを一気通貫で自動実行します。
記事のポイント
- 操作そのものを自動化: チャットで手順を示すだけでなく、業務システムやブラウザーを操作し、タスクを自動実行します。
- 操作履歴を手順化: ベテラン社員のPC操作を一度提示すれば、専門家による複雑なルール設計なしで再現できます。
- 非定型業務にも対応: メールやPDFの解釈からシステム入力、関係者への通知まで、判断を伴う処理を自動化します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: Microsoft製品を基盤にする企業は、月額費用だけでなく専用テナントや既存システムとの接続範囲を含め、非定型業務をどこまで任せるかを先に切り分ける必要がありそうです。
- 同業のサービス提供者: 操作手順の設計や個別開発を減らせる可能性が示されたため、競合各社はチャット応答の賢さだけでなく、既存画面を使った実行性と導入時の設定負担で比較されやすくなりそうです。
- 情報システム部門: ベテランの操作を起点に自動化するなら、導入前に属人化した手順を棚卸しし、誰が実行結果を確認するか、例外時にどう止めるかまで運用設計を求められそうです。
このニュースの背景
企業活動では生成AIやAIエージェントの活用が広がり、自社の業務環境と親和性の高いソリューションを迅速かつ安全に導入したいというニーズが高まっています。
Microsoft Marketplaceは、Microsoft製品を利用する企業がソリューションやAIアプリケーション、AIエージェントを検索、評価、導入する場として活用が広がっています。
今回の提供は、Microsoft製品を基盤にIT投資を行う企業にとって、既存環境との統合や管理を前提にAIエージェントを検討できる流通経路が加わった形です。
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NECは、AIエージェント「NEC cotomi Agent」を8月からMicrosoft Marketplaceで販売…
https://japan.zdnet.com/article/35251678/