Beyontは、ワコール向けに「人事規定検索支援AIエージェント」のMVP構築を支援しました。
Microsoft Copilot Studioを使い、就業規則や福利厚生などの社内規定を検索できる仕組みを約2カ月で構築しました。
評価用の質問33問のうち27問で、人事部門の目視確認による合格を得ました。
ワコールは試験導入後、全社展開や他部門への横展開を検討します。
記事の概要
ワコールでは、内勤社員全員がMicrosoft Copilotのチャットを利用できる環境を整えています。
部門業務へのAI活用に向け、人事規定に関する問い合わせ対応をAIエージェント構築のテーマに選びました。
就業規則、人事制度、福利厚生などの規定が複数文書に分散し、社員が必要な情報にたどり着きにくい課題がありました。
人事担当者には月数百件の問い合わせが寄せられており、問い合わせ対応の負担軽減も狙いました。
Beyontは2026年7月から9月まで、ワコールのIT戦略本部と人事部門に構築を支援しました。
個人情報に関する質問には回答せず、曖昧な質問には確認を返し、回答できない場合は人事窓口につなぐ設計です。
M365 Copilotのライセンスを持たないユーザーも、SharePointの閲覧権限に沿ってナレッジを参照できる構成を検証しました。
ワコールは活用状況のモニタリングやフィードバック収集を行い、共通運用ルールを整備して全社展開を目指します。
記事のポイント
- 33問中27問で合格: 評価用の質問33問のうち27問で、人事部門の目視確認による合格を得ました。
- 回答の安全策を実装: 個人情報には回答せず、曖昧な質問や回答困難な質問は人事窓口へつなぐ設計です。
- 全社展開を検討: 試験導入後に利用状況と意見を確認し、他部門への横展開も費用対効果を見て検討します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 短期間のMVPで効果と運用課題を確かめてから展開する進め方が現実的です。導入前に評価質問や回答範囲、権限管理、人への引き継ぎ条件を定める必要があります。
- 人事部門: 問い合わせの一次対応をAIに任せる場合も、回答しない質問や判断が難しい質問を受ける窓口は残ります。対応件数だけでなく、誤回答や規定改定への追随も管理対象になりそうです。
- AI導入支援会社: Copilot Studioを使った約2カ月の構築と、業務部門を交えた改善サイクルが示されました。今後はツール導入だけでなく、文書整備や運用ルールまで含む支援が求められそうです。
このニュースの背景
ワコールでは内勤社員全員がMicrosoft Copilotのチャットを利用できる環境が整えられていました。
一方で、就業規則や人事制度、福利厚生などの規定が複数文書に分散し、社員が必要な情報にたどり着きにくい状況でした。
人事担当者には月数百件の問い合わせが寄せられており、部門業務に沿ったAI活用のテーマとして、人事規定の問い合わせ対応が選ばれました。
関連するニュース
- BeyontはNTTドコモの資格支援施策向け問い合わせAIエージェントを2カ月で構築し、全社展開を目指します。
- Beyontが三菱電機デジタルイノベーションの見積りAIを構築し、年間約400時間の削減を見込みます。
- マネーフォワードは、企業のAI利用と支出管理を調査し、77.5%がコスト管理に課題を感じている実態を示しました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社Beyontのプレスリリース(2026年11月6日 11時00分)Beyont、ワコールの「人事規定検索支援AI…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000221.000035215.html