HADOは、PマークとISMSの取得・運用に必要な文書をAIで作成するWebサービス「セキュカク」を提供しています。
利用企業は業務や体制に関する質問へ回答するだけで、規程や台帳、リスク分析などを自社向けに作成できます。
取引先から届くセキュリティチェックシートの回答案を、元のExcelファイルへ書き込む機能にも対応しています。
記事の概要
セキュカクは、プライバシーマーク(Pマーク)とISMS(ISO/IEC 27001)に対応するサービスです。
Pマーク向けには、方針・規程・個人情報管理台帳・リスク分析・教育・監査など15点の文書を作成できます。
ISMS向けには、資産台帳・リスク評価・適用宣言書・規程など16点の文書を作成できます。
適用宣言書では、ISO/IEC 27001の93管理策を扱います。
セキュリティチェックシートは、AIがExcel内の質問と回答欄を見つけ、根拠付きの回答案を元のファイルへ書き込みます。
プルダウンやセルの結合は維持され、できていないことを実施済みとせず、根拠のない質問は「要確認」として残します。
料金はPマークの文書一式が49,800円、ISMSの文書一式が79,800円です。
セキュリティチェックシートの回答は1ファイル9,800円で、最初の5問と文書一式購入者は無料です。
記事のポイント
- 質問回答で自社文書: 業務内容や保管場所、委託先、実施状況への回答をもとに、自社の運用に合わせた文書を作成します。
- Excel回答案にも対応: 取引先から届いたセキュリティチェックシートを読み取り、根拠付きの回答案を元のExcelへ反映します。
- 認証取得は保証せず: サービスは文書の下書きと回答案を作る道具で、内容の確認と実際の運用への適合は利用者が行います。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: PマークやISMSの取得を検討する企業は、文書作成の初期費用を抑えつつ、自社の業務や実施状況に沿った下書きを短期間で整えられる可能性があります。内容確認と運用整備を自社で担えるかが、導入判断の軸になりそうです。
- 認証支援会社: 文書の作成作業が低価格のAIサービスに置き換わる可能性があり、今後は顧客ごとの運用設計や文書レビュー、審査前後の伴走支援に価値を移すことが求められそうです。
- 取引先対応部門: Excel形式のセキュリティチェックシートに回答案を反映できるため、担当者は転記作業よりも根拠の確認や未整備事項の特定に時間を振り向けられる可能性があります。回答品質の管理方法も必要になりそうです。
このニュースの背景
PマークやISMSの取得支援をコンサルティング会社に依頼すると、一定の費用がかかるとされています。
一方で、取引先から届くセキュリティチェックシートへの回答も、1件あたり数時間を要する負担の大きい業務になっています。
セキュカクは、業務内容や実施状況への回答をもとに文書や回答案を作ることで、これらの作業を自社で進めたい企業に向けた選択肢となります。
ただし、AIが作成するのは文書の下書きや回答案であり、内容の確認と実際の運用への適合は利用者に委ねられています。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社HADOのプレスリリース(2026年11月6日 10時00分)Pマーク・ISMSの文書一式を、コンサルの1/10…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000086824.html