アスメックは10月30日、RayTol製のAIコンピューター「RB-2 DUAL ORIN」の販売を始めました。
2基のNVIDIA Jetson AGX Orinを搭載し、最大550TOPSのAI演算性能に対応します。
ハードウェア冗長化や遠隔制御、複数センサーとの接続機能を備えています。
自動車やドローン、鉄道、ロボットなどへの活用を想定しています。
記事の概要
RB-2 DUAL ORINは、乗用車や商用車、特殊車両向けに開発されたAI統合型コンピューターです。
2基のNVIDIA Jetson AGX Orinと、車載用セーフティMCUのInfineon TC397を搭載します。
LiDAR、カメラ、4Dミリ波レーダーなどのセンサー接続に対応します。
センサーデータを複数の演算ユニットへ直接伝送し、ハードウェア冗長化を実現します。
サブマイクロ秒級の時刻同期に対応し、複数ユニットでのデータ処理を支援します。
GNSSと5G/4G通信モジュールを内蔵し、遠隔から演算ユニットやセンサーの電源を制御できます。
IP67準拠の防塵防水性能と、マイナス25~70℃の動作温度範囲を備えています。
記事のポイント
- 遠隔制御に対応: Orinの停止中も位置情報を取得でき、遠隔から演算ユニットやセンサーを起動できます。
- 冗長構成で処理: センサーデータを複製して複数の演算ユニットへ送り、継続的な稼働を支援します。
- 幅広い用途を想定: 自動運転車両に加え、ドローン、鉄道交通、産業用ロボットなどでの利用を想定しています。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 導入判断では最大演算性能だけでなく、演算ユニットの障害時に処理を継続できるか、遠隔で復旧・保守できるかまで含めた運用設計が求められそうです。
- 自動運転関連企業: センサー接続や時刻同期、複数ユニットへのデータ伝送を一体化する構成が選択肢になるため、個別機器の性能よりシステム統合力や用途別のカスタマイズ力が競争軸になる可能性があります。
- 車両・機器メーカー: 自動車に限らずドローン、鉄道、ロボットへの展開を想定していることから、共通の演算基盤を複数製品へ転用し、開発・保守の設計をそろえられるかを検討する余地が生まれます。
このニュースの背景
自動運転では、LiDARやカメラ、4Dミリ波レーダーなど複数センサーの情報を、異なる演算ユニットで処理する構成が必要になります。
車両やロボットなどの現場では、演算性能に加えて、障害発生時の継続稼働や遠隔からの復旧、屋外環境への対応も求められます。
今回の製品は、2基のAIプロセッサーとセーフティMCU、センサー接続、通信、遠隔制御をまとめ、複数分野での利用を想定しています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
アスメック株式会社のプレスリリース(2026年11月6日 09時00分)RayTol 「RB-2 DUAL ORIN」=…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000192361.html