エリクソンは11月3日、クラウドネイティブコアネットワーク向けに、GitOpsベースの宣言型管理機能を提供開始しました。
AIドリブンかつインテントベースの自律型ネットワーク運用を、通信事業者の環境全体で実現する基盤です。
スイスコムでの導入では、アップグレード時間を60%、ネットワークサービスの設定時間を97%短縮しました。
記事の概要
エリクソンは、クラウドネイティブなデュアルモード5Gコアネットワーク機能(CNF)向けに、GitOps準拠のパッケージと構成管理を提供します。
GitOpsは、目指すネットワークの状態を宣言し、実際の状態を自動的に一致させる運用方式です。
同社は、手順に沿って進める方式から、望ましい状態を定義して反映する宣言型ワークフローへ移行します。
宣言された状態を唯一の信頼できる情報源とし、Gitによるバージョン管理と自動照合を実行します。
この仕組みにより、AIから得た知見に基づく変更や更新を迅速に適用し、自律型ネットワークのユースケースを大規模に展開できます。
スイスコムは新機能を自動化の取り組みと組み合わせ、アップグレード時間を60%、ネットワークサービスの設定時間を97%短縮しました。
エリクソンは今後、コアネットワークの全ポートフォリオにわたり、この展開モデルを利用可能にする予定です。
記事のポイント
- 宣言型管理へ移行: 目指すネットワークの状態を定義し、Gitの管理と自動照合で実環境へ反映します。
- スイスコムで効果: アップグレード時間を60%、ネットワークサービスの設定時間を97%短縮しました。
- AI自動化を拡大: ローミングパートナー設定など、AIドリブン自動化の新たな用途を検討しています。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: AIの精度だけでなく、望ましい状態の定義や変更履歴、実環境との自動照合まで含めて、運用設計と導入効果を評価する必要が生じそうです。
- 通信運用ベンダー: AIの分析結果を実際のネットワーク変更へ安全に反映する仕組みが、サービスの競争軸になりそうです。既存の自動化基盤やマルチベンダー環境との接続性も問われます。
- 通信事業者の経営層: スイスコムで作業時間の短縮効果が示されたことで、夜間保守の削減や勤務時間内の変更管理を、生産性指標として検討しやすくなると考えられます。
このニュースの背景
クラウドネイティブな5Gコアネットワークでは、ソフトウェアや構成の管理対象が複雑になっています。
エリクソンは、手順を順番に実行する運用から、目標状態を定義して実環境を一致させる宣言型ワークフローへ移行しています。
AIドリブンの洞察やインテントベースの運用を大規模に適用するには、変更内容を管理し、継続的に反映・照合できる基盤が必要になります。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
エリクソン・ジャパン株式会社のプレスリリース(2026年11月5日 10時00分)エリクソン、より高速でシンプルなソフト…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000010141.html