ウイングアーク1stは、企業のAI活用と組織成果に関する実態調査を実施しました。
従業員数300名以上の企業でAI導入・活用を推進する担当者546名が回答しました。
95.2%がAIによる業務時間の短縮を実感する一方、71.1%は上司や会社に積極的に伝えていませんでした。
記事の概要
調査期間は2026年9月3日から9月8日までで、株式会社IDEATECHが調査を委託しました。
法人契約の生成AIは、「Microsoft 365 Copilot」と「ChatGPT法人向け」が53.8%で同率首位でした。
個人で契約したAIを業務利用する回答者は85.0%で、その76.8%は会社のAIの方が役立つと答えました。
AIによる業務時間の短縮を実感した回答者は95.2%で、40.8%は週3時間以上の短縮を実感しました。
短縮を実感した層のうち、28.5%は具体的に報告し、55.2%は聞かれれば答える程度でした。
積極的に伝えない理由は、「短縮時間を自分の裁量で使いたい」が43.5%で最多でした。
AI活用の費用と成果については、「費用は把握しているが成果は把握できていない」が43.6%でした。
今後必要な要素では、「業務システムと連携して作業を自動化できること」が55.3%で最多でした。
記事のポイント
- 短縮効果は個人に滞留: AIで時間を短縮しても、会社への具体的な報告に至らない担当者が多く、組織成果として見えにくい状況です。
- 報告の阻害要因: 短縮時間を自分の裁量で使いたいという意向に加え、報告の仕組みや機会がないことも主な理由になっています。
- 成果測定基盤が焦点: 業務システムとの連携、自動化、効果測定、回答根拠の確認を一体化できる基盤が求められています。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 導入判断ではライセンス費用だけでなく、短縮時間を組織成果として報告・測定できる仕組みや、業務システムとの連携まで評価する必要がありそうです。
- AI活用推進担当者: 個人の効率化を報告するだけでは不利益につながる懸念もあるため、短縮時間の使い道や評価への反映を含めた共有ルールを整えることが求められそうです。
- 業務部門の管理者: AI導入後は削減時間を単なる余力にせず、企画・改善や通常業務のどこへ振り向けるかを決め、成果指標と結び付けて確認する必要がありそうです。
このニュースの背景
従業員数300名以上の企業でAI導入・活用を推進する担当者546名を対象にした調査で、AIによる業務時間の短縮と組織成果の関係が問われています。
回答者の95.2%が短縮を実感する一方、短縮を実感した層のうち具体的に報告しているのは28.5%にとどまり、効果が組織から見えにくい状況です。
AI活用の費用は把握していても成果は把握できていない回答が43.6%を占め、業務システム連携による自動化や効果測定への需要が強まっています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
ウイングアーク1st株式会社のプレスリリース(2026年11月2日 11時00分)AI活用で業務時間短縮を実感する層は9…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000383.000053341.html