アサクラソフトは11月1日、中小建設業向け業務システム「使えるくらうどAI」の提供を始めました。
見積書・請求書のAI-OCRや、操作方法を質問できるチャットボットを搭載しています。
ArentのAI開発ノウハウを活用し、アサクラソフト自身が開発を進めました。
記事の概要
「使えるくらうどAI」は、見積もり管理や工事管理、原価管理などに対応する「使えるくらうど」シリーズの最新版です。
見積書のAI-OCRでは、PDFや画像から件名、宛先、明細行などを抽出してシステムへ取り込みます。
請求書のAI-OCRでは、明細情報を原価データとして取り込み、原価管理業務を支援します。
チャットボットでは、システムの操作方法や機能について、利用者がその場でAIに質問できます。
アサクラソフトは、AIによる新たな作業を増やさず、入力や問い合わせを日常業務の中で支援する設計にしました。
開発ではReplitやClaude Codeを導入し、AIに任せる範囲と人がレビューする範囲を切り分けています。
同社は開発スピードが体感で従来の10倍以上になり、従来なら40〜50カ月程度と想定した開発を約半年で形にしたと説明しています。
ただし、この開発スピードと期間は、一定条件下で測定・検証した数値ではなく、同社の体感・見解です。
記事のポイント
- 見積書をAIで取り込みます: PDFや画像の見積書から件名、宛先、明細行などを抽出し、入力作業の負担軽減を支援します。
- 請求書を原価データ化します: 請求書の明細情報をAI-OCRで読み取り、原価データとして取り込むことで管理業務を支援します。
- AIを使う開発体制です: ReplitやClaude Codeを活用し、企画担当者も一部開発に参加する体制を整え、約半年で製品化しました。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 見積書や請求書の入力、操作問い合わせが多い企業では、既存の業務フローにAIを組み込みやすく、導入効果を確認する際は対象書類の量や現場の確認手順が焦点になりそうです。
- 建設業SaaS提供者: AI機能の有無だけでなく、見積もりや原価管理といった業務のどこに組み込むかが差別化要因になり、顧客の具体的な作業から機能を設計することが求められそうです。
- 業務ソフト開発部門: AI開発ツールを使う範囲と人がレビューする範囲を分け、企画担当者も開発に参加する進め方は、専門人材に限らず試作と改善を回す体制を検討する材料になりそうです。
このニュースの背景
建設業では、協力会社などから届く見積書や請求書の内容をシステムへ入力する作業が日常的に発生しています。
アサクラソフトの顧客からAI活用を求める声が増える一方、具体的な業務への適用方法まで明確でないケースもありました。
そこで同社は、AIを使うこと自体ではなく、見積もりや原価管理など既存の業務課題を起点に機能を設計しました。
ArentからAI開発ツールの使い方や運用、レビュー範囲の切り分けに関する知見を取り入れ、開発の進め方も見直しています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社Arentのプレスリリース(2026年11月2日 10時00分)Arentグループのアサクラソフト、AI機能を搭…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000168.000063436.html