Daon Japanは、既存のeKYCや認証基盤に追加できる不正対策機能のAPI提供を始めました。
パッシブライブネス、インジェクションアタック検知、Deepfake検知などを要件に応じて導入できます。
不正口座開設やアカウント乗っ取り、生成AIによるなりすましへの対策を支援します。
記事の概要
Daon Japan株式会社は、既存の本人確認システムや認証基盤に追加できる不正対策機能の提供を日本市場で始めました。
提供機能には、写真や動画、画面リプレイによるなりすましを検知するパッシブライブネス(PAD)が含まれます。
PADは利用者に首振りや瞬きなどの追加操作を求めず、ISO/IEC 30107-3に準拠しています。
画像や動画を認証システムへ直接送り込む攻撃には、インジェクションアタック検知(IAD)で対応します。
生成AIで作成・加工された画像や動画を検知するDeepfake検知、端末やアプリ環境を分析するDevice Risk Intelligenceも提供します。
高精度顔認証ソリューションDaon Faceは、NIST FRTE 1:1 Verificationで本人拒否率0.30%を記録しました。
同社は、JPKIを利用した口座開設やオンラインバンキングのアカウント復旧、高額送金時の追加認証などへの適用を想定しています。
記事のポイント
- 多層的な不正検知: PAD、IAD、Deepfake検知、端末リスク分析を組み合わせて多層防御を構成できます。
- 既存基盤に追加: 既存のeKYC、JPKIによる本人確認、顔認証システムへAPIで追加導入できます。
- 顔認証の性能: Daon FaceはNIST評価で、他人受入率0.0001%の条件下で本人拒否率0.30%でした。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 既存のeKYCや認証基盤を置き換えずに防御層を追加できるため、口座開設やアカウント復旧など、リスクの高い手続きから段階的に強化する選択肢になりそうです。
- 同分野のサービス提供者: 本人確認書類の確認や顔照合だけでなく、入力経路、生成AIによる加工、端末環境まで含めた対策が求められ、サービスの差別化軸が多層防御へ広がる可能性があります。
- 金融・公共サービス事業者: JPKIなどで本人確認を済ませた後のアカウント復旧や端末変更、高額取引にも、継続的な本人性とリスクの確認を組み込む必要性が高まりそうです。
このニュースの背景
日本ではJPKIやICチップ読み取りを活用したオンライン本人確認の普及が進んでいます。
一方で、漏えいした本人確認情報の悪用や、生成AIによるなりすましなど新たな攻撃への対応が求められています。
海外では、本人確認書類の確認や顔照合に加え、ライブネス検知などを組み合わせてオンライン本人確認の信頼性を高める取り組みが進んでいます。
こうした既存の本人確認を補完する防御層を、API連携で追加できる形が示されました。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
Daon Japan株式会社のプレスリリース(2026年10月20日 09時50分)生成AI時代の最先端の不正対策機能を…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000171023.html