HeaR株式会社は、中途採用の書類選考を55タスクに分解したレポートを公開しました。
合否を決める「意思決定」は1タスクで、最多は連絡に関する19タスクでした。
同社のAI書類審査では、1候補者あたりの処理時間が15分前後から1〜3分になる参考値を示しました。
AIが評価案を作成し、人が理由を確認して最終判断する運用も提示しました。
記事の概要
HeaR株式会社は、2026年10月14日に「書類選考55タスク分解レポート」を公開しました。
対象は、中途採用における応募書類の受領から合否連絡、報告までの業務です。
書類選考は7工程、合計55タスクに分かれ、合否を決める「意思決定」は1タスクでした。
最も多いのは連絡に関する19タスクで、全体の34.5%を占めました。
AI書類審査の導入後は、書類の読解や評価案、返信文の作成を自動化し、人が1〜3分確認する想定です。
1候補者あたりの処理時間は、従来の15分前後から1〜3分となり、月100件では25時間から1時間40分〜5時間になる試算です。
この試算では、処理時間の削減率は80〜約93%ですが、実際の時間は業務フローや確認範囲などで変動します。
レポートは複数企業を対象にした統計調査ではなく、HeaRの採用代行における業務フローをもとに作成されています。
記事のポイント
- 55タスク中、判断は1つ: 書類選考を7工程に分けると、合否を決める意思決定は1タスクで、連絡が19タスクと最多でした。
- 処理時間を80〜93%削減: 月100件の応募では、処理時間が従来の25時間から1時間40分〜5時間になる試算です。
- 最終判断は人が担当: AIは評価案や理由、懸念点を作成し、人が根拠を確認して最終判断する運用を推奨しています。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 書類選考を一括でAI化するのではなく、確認・文面作成・連絡を切り出し、評価理由を人が確認する承認フローまで設計する必要がありそうです。
- HRサービス提供者: AIの合否判断そのものより、採用管理システムへの登録や社内連絡、理由の提示までを含めて、選考業務全体をどこまで効率化できるかが比較軸になる可能性があります。
- 採用担当者: 定型作業の短縮で生まれた時間を面接や候補者対応に振り向けられる一方、情報収集の目的や範囲、AI評価の妥当性を確認する役割は残りそうです。
このニュースの背景
生成AIを採用業務に使う企業が増え、「書類選考をAIに任せてよいのか」という相談が増えています。
一方で、AIが合否を決めるかどうかに議論が集中し、書類選考に含まれる確認や連絡などの作業は整理されていませんでした。
HeaRは累計250社以上の採用支援で用いてきた業務設計をもとに、書類選考を工程別に棚卸ししました。
今回の処理時間は、複数企業を対象にした統計調査ではなく、同社の採用代行業務とAI書類審査の運用に基づく参考値です。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
HeaR株式会社のプレスリリース(2026年10月14日 10時40分)書類選考の業務は55タスク、うち「判断」は1つだ…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000237.000047490.html