株式会社Legalscapeは9月28日、リーガルリサーチAI「Legalscape」を使う弁護士が、国内弁護士の約25%に達したと発表しました。
日本弁護士連合会に登録する48,057人の約4人に1人にあたり、2026年3月の約20%から半年で伸長しました。
2021年6月の提供開始から約4年9か月で20%に達した後、25%までは約6か月でした。
記事の概要
「Legalscape」は、AIで法令や判例、書籍などを横断検索できるリーガルリサーチAIです。
導入弁護士は2026年9月28日時点で、国内登録弁護士48,057人の約25%に達しました。
2024年9月には、五大法律事務所のすべてで導入されています。
長島・大野・常松法律事務所では、約5万冊の蔵書と併用する情報収集手段として使われています。
ベリーベスト法律事務所では、導入6か月でリサーチの負担が半減したとの評価が示されています。
2026年6月から9月にかけて、現行法令、リンク共有、海外法の書籍、判例解説を順次追加しました。
法律書籍は4,500冊以上、法令やガイドラインを含む総法情報数は44,000件以上です。
2026年3月には、法情報データベースとAI基盤をAPIで利用できる「Legal Intelligence」も提供しています。
記事のポイント
- 利用者が半年で5割増: 利用弁護士の比率は約20%から約25%へ伸び、半年で国内弁護士の5人に1人から4人に1人へ拡大しました。
- 法情報の参照範囲を拡大: 現行法令や海外法の書籍、最高裁判所判例解説を追加し、検索・参照できる情報を広げました。
- APIで外部システムにも提供: 2026年3月開始のLegal Intelligenceにより、法情報データベースとAI基盤を外部サービスから利用できます。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討事務所: 利用者が国内弁護士の約4人に1人まで広がり、導入判断は試用の可否より、初動調査・情報共有・事務所内標準化にどう組み込むかが焦点になりそうです。
- リーガルAI企業: 法令や海外法、判例解説まで参照範囲が広がり、API提供も始まったことで、検索精度だけでなく法情報の網羅性や外部システムへの組み込みやすさが比較軸になりそうです。
- 法律事務所の経営層: 大規模事務所から個人事務所まで負担軽減の評価が示されているため、事務所規模に応じた蔵書・人員配置とAI利用の役割分担を見直す必要が出てきそうです。
このニュースの背景
提供開始から国内弁護士の約20%に達するまで約4年9か月を要した一方、約25%までは約6か月で進み、利用拡大の速度に変化が見られます。
この半年で現行法令、リンク共有、海外法の書籍、判例解説が加わり、個人の検索だけでなく組織内の情報共有や国際案件にも関わる参照環境が整えられています。
2026年3月には法情報データベースとAI基盤をAPIで利用できるサービスも始まり、弁護士が直接使う形に加えて、他のサービスや社内システムから参照する形へ広がる余地が生まれています。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社Legalscapeのプレスリリース(2026年9月29日 10時40分)「5人に1人」から半年で「4人に1人」…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000049838.html