MJSカンパニーは2026年8月26日、医療支援AI「カルステップ」のMac版を正式リリースしました。
フットスイッチで診察内容の録音やAI要約、カルテ転記を操作できます。
カルステップの導入医療機関は150施設以上となっています。
記事の概要
カルステップは、診察内容を録音し、AIが文字起こしや要約を行う医療支援AIです。
Mac版は、最新のWindows版と同等のカルテ作成支援機能を搭載しています。
録音した診察内容は、SOAP形式などのカルテ様式に要約できます。
録音停止後にはカルテの下書きがパソコン内へコピーされ、カルテ欄に貼り付けできます。
診療情報提供書などの文書作成や、要約内容のカスタマイズにも対応しています。
クリニック専用のセキュアなGoogleスプレッドシートへ出力し、医療クラークや事務スタッフとの共有も支援します。
Mac版の対応環境はAppleシリコン搭載MacとIntel搭載Macで、Windows環境を別途用意する必要がありません。
料金は初期費用がキャンペーン価格55,000円、月額保守費用が5,500円、AI使用料が1分約1円の従量課金です。
記事のポイント
- 足元で録音を操作: フットスイッチで録音を開始・停止でき、診察中にキーボードやマウスへ手を伸ばす負担を減らせます。
- AIがカルテを下書き: 録音内容をリアルタイムで文字起こしし、SOAP形式などに要約してカルテの下書きを作成できます。
- Mac向けに無料体験: フットスイッチやマイクなどの備品を含む1週間の無料トライアルを、Mac版でも利用できます。
このニュースがもたらす影響
- Mac利用の医療機関: Windows環境を別途用意せずに導入できるため、OSを理由に見送っていた医療機関も、録音からカルテ転記までの流れを無料トライアルで検証しやすくなりそうです。
- 医療AIサービス提供者: Mac対応が導入時の比較条件に加わり、録音・SOAP要約・文書作成・院内共有を一連の診療フローに組み込めるかが、サービス選定で問われる可能性があります。
- 医療現場の業務設計: AI導入の評価軸が医師の入力削減だけでなく、医療クラークや事務スタッフを含む確認・転記・共有まで広がる可能性があります。導入前の役割分担設計が求められそうです。
このニュースの背景
診察中のキーボード入力や診察後のカルテ作成は、医師の負担になっていました。
これまでMacを利用する医療機関では、リモート接続したWindows PCや仮想デスクトップを使う運用もあり、OSの違いが導入上の障壁になっていました。
カルステップは2025年7月の販売開始後、医療現場の要望を取り入れて機能を改善し、現在は150施設以上で利用されています。今回のMac対応は、Mac利用の医療機関から寄せられた相談に応える位置づけです。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
合同会社MJSカンパニーのプレスリリース(2026年9月29日 10時10分)Macの診察室にも、足元からカルテ作成を支…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000166271.html