マイナビは、薬剤師313名を対象に「薬剤師白書2026年版」を発表しました。
業務でのAI活用に前向きな薬剤師は75.4%でしたが、実際の活用率は39.4%にとどまりました。
AIは薬歴・記録や処方内容の確認など、管理や記録に関わる業務で使われています。
オンライン服薬指導を肯定的に評価する人が6割を超える一方、精神面と時間面の余裕がない人も約6割でした。
記事の概要
調査は、マイナビ薬剤師の登録会員313名を対象に、2026年6月22日から7月16日まで実施されました。
薬剤師業務でAI活用を積極的に進めるべきだと答えた人は75.4%でした。
一方、現在薬剤師として働き、実際にAIを活用している人は39.4%でした。
活用業務は薬歴・記録業務が50.9%で最も多く、処方内容の確認・監査が33.9%、在庫管理・発注業務が25.0%でした。
AI活用の拡大で薬剤師の仕事の価値が高まると答えた人は31.3%でした。
AI活用者では同じ回答が35.7%となり、非活用者を7.2ポイント上回りました。
オンライン服薬指導をポジティブに評価した人は60.7%でしたが、コミュニケーションや安全面への懸念も挙がりました。
精神・心理面のゆとりがない人は59.2%、時間的なゆとりがない人は58.1%でした。
記事のポイント
- AI活用への期待と実態: 業務でAIを積極的に活用すべきだと考える薬剤師は75.4%ですが、実際の活用率は39.4%にとどまります。
- 記録や監査で活用: AIの利用業務は薬歴・記録が50.9%で最多です。処方内容の確認・監査や在庫管理・発注にも使われています。
- 負担軽減への課題: オンライン服薬指導は60.7%が肯定的に評価しました。精神面や時間面のゆとり不足は、それぞれ約6割でした。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する薬局: 活用意向の高さだけで導入を急ぐのではなく、薬歴・監査など既存業務のどこで効果を測るか、運用ルールと支援体制を先に設計する必要がありそうです。
- AIサービス提供者: 薬剤師が負担を感じる記録・確認業務に加え、導入後の教育や現場運用まで支援できるかが、利用拡大に向けた差別化要因になる可能性があります。
- 薬剤師・管理者: AIによる効率化を患者対応や専門的判断に振り向けるには、現場の余裕が乏しい現状を踏まえ、業務削減効果を検証しながら段階的に使うことが求められそうです。
このニュースの背景
薬剤師のAI活用については、積極的に進めるべきだという意向と、実際の業務での利用状況に差がみられます。
現在の活用は薬歴・記録、処方内容の確認・監査、在庫管理・発注など、管理や記録に関わる業務が中心です。
一方で、精神・心理面と時間面のゆとりがない薬剤師がそれぞれ約6割おり、新しい仕組みを定着させる余力にも課題がうかがえます。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社マイナビのプレスリリース(2026年9月28日 13時00分)マイナビ メディカルサポネット「薬剤師白書 202…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002507.000002955.html