宮城大学とNTT ExCパートナーは、AIアバターと対話しながら保健指導を学べる教材を共同開発しました。
保健師課程の学生が、AIアバターを模擬対象者として、質問や健康情報の提供、行動変容に向けた支援を練習できます。
両者は2029年3月31日まで教育効果を検証し、教材や学習プログラムの改善につなげます。
記事の概要
共同研究のテーマは「医療系人材育成のためのAIアバターを用いた革新的教育教材の開発と評価」です。
第1弾の教材「看護師・保健師コミュニケーションプラクティスAI」は、特定保健指導における積極的保健指導を想定しています。
AIアバターには、年齢、生活習慣、健康状態、仕事や家庭の状況、健康への認識などを設定しています。
学生はAIアバターとの対話を通じて、生活背景や思いを引き出し、実行可能な行動目標を一緒に考えます。
質問の順序や説明方法を変えながら同じ事例に繰り返し挑戦し、ルーブリック評価で自身の特徴を振り返れます。
教材は対面演習の代替ではなく、事前練習や実習前の復習として、学生ごとの練習機会を広げる位置づけです。
2026年3月1日から2029年3月31日まで、知識や自信、学習意欲、ユーザビリティなどを評価します。
第2弾として、基礎看護学領域の患者との意図的コミュニケーションを題材にした教材を開発し、2026年11月のリリースを予定しています。
記事のポイント
- AIが模擬対象者に: 生成AIに正解を尋ねるのではなく、設定した人物像を持つAIアバターに対して、学生が保健指導を行います。
- 対話を反復練習: 質問や説明を変えて同じ事例に再挑戦でき、対象者の反応を踏まえた対話の試行錯誤を重ねられます。
- 教育効果を検証: 2029年3月31日まで、知識や自信、学習意欲、教材の使いやすさなどを多面的に評価します。
このニュースがもたらす影響
- 医療教育機関: 導入を検討する学校は、対面演習を置き換えるのではなく、授業前後に個別練習を組み込むカリキュラム設計と、知識・自信などの評価方法を合わせて考える必要がありそうです。
- 教材提供事業者: 同領域の教材提供者には、AIアバターの応答性能だけでなく、人物設定、対話の分岐、再挑戦、ルーブリック評価まで含めた学習設計が競争軸になる可能性があります。
- 医療人材育成業界: 2029年までの検証で学習成果や使いやすさに関する知見が蓄積されれば、医療教育へのAI導入では、技術の新しさより教育効果を示せるかが重視される流れにつながりそうです。
このニュースの背景
保健指導では、知識を伝えるだけでなく、対象者の生活背景や価値観を踏まえて対話し、行動変容を支援する力が求められています。
一方で、授業時間や教員数、模擬対象者、実習機会には限りがあり、学生が同じ事例を繰り返し練習する場を確保しにくい状況があります。
今回の教材は、生成AIに正解を尋ねるのではなく、人物像を設定したAIアバターを模擬対象者として対話練習に用いる点に特徴があります。
両者は2029年3月31日まで、知識や自信、学習意欲、ユーザビリティなどを評価し、教材と学習プログラムの改善につなげる考えです。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社NTT ExCパートナーのプレスリリース(2026年9月8日 10時00分)AIアバターと対話しながら保健指導を…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000047117.html