エム・データは、Snowflake上で提供する「TVメタデータ」でSemantic View対応を始めました。
第一弾として、テレビ番組やCMの放送実績を活用する金融オルタナティブデータに対応しました。
自然言語分析やAIエージェントによる金融リサーチで、データ活用を支援します。
記事の概要
エム・データは、Snowflakeのプラットフォーム上で提供中の「TVメタデータ」に、Semantic Viewを実装しました。
第一弾の対象は金融オルタナティブデータで、テレビ放送のトレンドデータをAI Readyなデータとして整備しました。
TICKER(証券コード)や法人番号を付与し、企業や商品ブランド単位でテレビ露出量やTV-CM投下量を集計できます。
番組内の話題回数や放送時間、CMの出稿回数や出稿時間などの指標定義と集計ロジックを標準化しました。
Snowflake CoWorkなどで、SQLやデータモデリングの知識がなくても自然言語による分析を実行できます。
自然言語クエリでは、露出時間が前週比30%以上増えた銘柄の抽出や、CM投下量が急増した飲料ブランドの分析を想定しています。
金融分野では、株価先行シグナルの検知、広告投資・業績推定、ネガティブ報道のモニタリングなどへの活用を見込んでいます。
記事のポイント
- 指標定義を標準化: 放送時間やCM投下量などの集計ロジックをセマンティックレイヤーに実装し、AIが参照する指標の意味を統一します。
- 自然言語で金融分析: ファンドマネージャーなどがSQLを書かずに、企業露出やCM動向を質問し、投資調査に使える分析を実行できます。
- 他業界にも拡大: 今後は小売・消費財、外食、広告・メディア、不動産などのデータ群にも対応を順次広げる方針です。
このニュースがもたらす影響
- 金融機関・運用会社: 導入を検討する企業は、テレビ露出やCM投下量を既存の市場データとどう組み合わせるかに加え、自然言語分析の結果を投資判断へ使う際の検証手順も設計する必要がありそうです。
- 金融データ提供者: 競合各社には、データ量だけでなく指標の定義や集計ロジックをAIが扱える形で整備し、利用者の質問に一貫した結果を返せるかどうかが問われる可能性があります。
- Snowflake利用企業: 自社データと外部データを組み合わせてAI分析を進める企業は、個別のデータ加工を繰り返すより、業務上の指標や意味を共通化する基盤づくりを優先して検討することになりそうです。
このニュースの背景
AIによる分析や業務自動化が進む一方、AIがデータを正しく解釈するには、指標の定義や計算方法など業務上の文脈を共通化する必要があります。
従来の生データ活用では、指標定義や計算ロジックが手作業に依存し、データエンジニアによるセマンティックモデリングにも時間がかかっていました。
エム・データは、テレビ番組やCMの放送実績を金融オルタナティブデータとして提供しており、企業やブランド単位で露出量やCM投下量を集計できる状態にしています。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社エム・データのプレスリリース(2026年9月2日 10時00分)株式会社エム・データ、Snowflakeから提供…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000166454.html