NABLAS株式会社は、音声の会話内容や文脈から詐欺の可能性を検知する新技術を開発しました。
発信者の意図・行動パターンと通話の文脈を独立した2軸で分析し、生成音声だけでなく人間の肉声による詐欺も検知します。
実際の詐欺通話や生成音声データなどを対象にした検証では、F1スコア94.8%を記録しました。
NABLASは、自治体や都道府県警察、金融機関などの実証パートナーを募集しています。
記事の概要
NABLAS株式会社は、音声領域の偽・誤情報対策として開発してきた「音声フェイク検知システム」に、新技術を加えました。
新技術は、音声生成AIによるフェイク音声か、人間の音声かを判定するだけではありません。
会話における発信者の意図・行動パターン解析と、通話の文脈解析を組み合わせて総合判定します。
特定のキーワードを検知するルールベースではなく、大規模言語モデル(LLM)を使って会話を評価します。
これにより、既知のテンプレートにない新たな詐欺手口や、人間によるなりすましを検知できるとしています。
一方で、本物の警察や銀行員、家族による正規の手続きや一般的な通話を詐欺と判定する誤検知の低減も図ります。
実際の詐欺通話や生成音声データなどを対象にした検証で、F1スコア94.8%を記録しました。
総務省が推進する「インターネット上の偽・誤情報等への対策技術の開発・実証事業」における取り組みを通じ、技術改善と社会実装を進めています。
NABLASは、自治体、都道府県警察、銀行、証券会社、通信事業者、オンライン会議システム提供企業などを対象に、実証パートナーを募集しています。
なりすまし電話や投資詐欺への対策に加え、Web会議や動画コンテンツの音声に対する検知も想定しています。
記事のポイント
- 肉声の詐欺にも対応: 生成AIによるフェイク音声かどうかだけでなく、人間によるなりすましや詐欺誘導も検知対象にします。
- 2軸で会話を分析: 発信者の身元ではなく行動パターンと会話の文脈をLLMで分析し、新手の手口も評価します。
- 実証パートナーを募集: 総務省の実証事業を通じて改善を進め、警察や金融機関などとの社会実装を目指します。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
NABLAS株式会社のプレスリリース(2026年7月28日 10時00分)NABLAS、音声の会話内容や文脈から詐欺を検…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000130.000038634.html