ガートナージャパンは11月5日、2027年の国内IT支出が前年比9.7%増の51兆2000億円に達するとの予測を発表しました。
AIデータセンター関連の支出が急増し、データセンターシステム支出は前年比47.7%増となる見込みです。
フロンティアモデルやAIエージェント向けのインフラ投資が、IT支出の拡大を支えるとみられます。
記事の概要
2027年の国内IT支出は、前年比9.7%増の51兆2000億円に達する見込みです。
最も高い成長率が予測されるのはデータセンターシステム支出です。
同支出は前年比47.7%増の5兆2850億円となる見込みです。
内訳では、サーバー支出が60.2%を占めるとしています。
サービスプロバイダーやハイパースケーラーは、フロンティアモデルやAIエージェント向けのインフラ投資を続けています。
IaaS支出は前年比24.2%増の1兆4530億円、ソフトウェア支出は同13.6%増の7兆9480億円となる見込みです。
最大の支出分野であるITサービスは前年比6.9%増となり、2027年には18兆円を突破する見通しです。
ガートナージャパンは、1000社以上のITベンダーの売り上げ実績を厳密に分析して予測しています。
記事のポイント
- AI基盤投資が拡大: データセンターシステム支出は5兆2850億円となり、AI向け基盤投資の拡大が続く見込みです。
- 高成長の支出分野: IaaSは1兆4530億円、ソフトウェアは7兆9480億円となり、二桁成長が見込まれます。
- ITサービスが最大: ITサービス支出は18兆円を突破し、国内IT支出全体の36.5%を占める見込みです。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: AIエージェントやフロンティアモデルの活用を検討する企業は、モデル選定だけでなく、IaaSやサーバーを含む基盤費用を中期計画に織り込む必要がありそうです。
- ITベンダー: 需要の伸びがデータセンター、IaaS、ソフトウェアに集中するため、ITベンダーはAI基盤向けの製品構成やサービス連携を見直し、成長分野への対応を急ぐことになりそうです。
- IT調達担当者: ITサービスが最大の支出分野であり続ける一方、基盤投資も拡大するため、調達担当者は運用サービスとインフラを分けず、総コストや拡張性を比較することが求められそうです。
このニュースの背景
国内IT支出の拡大は、サービスプロバイダーやハイパースケーラーがフロンティアモデルやAIエージェント向けのインフラ投資を続けていることが背景にあります。
特にデータセンターシステム支出ではサーバーの比重が大きく、AI処理を支える計算基盤への投資が支出全体を押し上げる構図です。
IaaSとソフトウェアも高い成長率が見込まれており、AIの利用拡大が基盤から業務アプリケーションまで波及する局面に入っていると考えられます。
予測は1000社以上のITベンダーの売り上げ実績を分析したもので、特定企業の計画ではなく国内市場全体の支出動向を示しています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
ガートナージャパンは、2027年の日本のIT支出が前年比9.7%増の51兆2000億円に達すると予測している。…
https://japan.zdnet.com/article/35254436/