Oracleは米国時間10月27日、年次イベント「Oracle AI World」で新たなAI関連製品やサービスを発表しました。
放送・コンテンツ業界向けには、制作や配信、視聴体験を支援する「Oracle Media Fabric」を披露しました。
同社はAI活用により、社内業務や製品開発の期間を短縮した実績も説明しました。
記事の概要
Oracleは米国時間10月25日から、ネバダ州ラスベガスで「Oracle AI World」を開催しています。
10月27日の基調講演には、Oracleの最高経営責任者(CEO)であるClay Magouyrk氏が登壇しました。
同氏は、同社が2025年にイベント名称を「Cloud World」から「AI World」に変更したと説明しました。
Oracleでは、ソフトウェア開発や運用、サプライチェーン、人事、法務などの業務にAIを活用しています。
サポートへの問い合わせの平均解決時間は、3時間半から16分に短縮されたとしています。
製品の構想から市場投入までの期間は、9カ月以上から6週間に短縮されたと説明しました。
脆弱性の検出から修正までの速度は、半年で10倍になったとしています。
Oracleは今回のイベント期間中に、約30本の報道発表を行い、その大半がAI関連でした。
記事のポイント
- メディア向け基盤を提供: Oracle Media Fabricは、AI映像生成、制作ワークフロー、配信最適化、視聴体験を支援する4サービスで構成されています。
- 限定提供を開始: Oracle Media Fabricは限定提供を始め、2027年初頭に一般提供する予定です。対象は放送・コンテンツなどのプロフェッショナル映像業界です。
- 開発や修正を高速化: AI活用により、製品投入までの期間を6週間に短縮し、脆弱性の検出から修正までの速度を半年で10倍にしたと説明しました。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 放送・コンテンツ企業は、制作から配信、視聴体験までを個別導入ではなく一つの基盤として見直し、限定提供の段階から自社業務との適合性を検証する必要がありそうです。
- 同業サービス提供者: 同領域のサービス提供者は、映像生成だけでなく制作、配信、視聴体験までを横断する競争を意識し、どの工程で優位性を示すかを明確にする必要がありそうです。
- AI活用企業: AI活用を進める企業は、Oracleが示した解決時間や製品投入期間などの指標を参考に、導入効果を業務単位で測定し、開発や運用への展開範囲を見直すことが求められそうです。
このニュースの背景
Oracleは2025年に年次イベントの名称を「Cloud World」から「AI World」へ変更し、AIを同社の事業や開発の中心に位置づけています。
同社はソフトウェア開発や運用、サプライチェーン、人事、法務などにAIを活用し、サポート対応や製品投入、脆弱性修正の速度について具体的な成果を示しています。
今回のイベントでは約30本の報道発表が行われ、その大半がAI関連でした。
放送・コンテンツ業界では、制作、配信、視聴体験を支える4サービスを組み合わせた基盤が、限定提供から展開されます。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
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https://japan.zdnet.com/article/35254083/