ジョーシス、AIで感染端末を特定・対処するMDMサービス

ジョーシスは10月21日、企業の端末管理を代行する「Josys MDMサービス」の提供を始めました。
認証情報の漏えいやマルウェア感染を検知し、AIが端末へのパッチ適用や設定変更を実行します。
料金は1台あたり月額550円で、300台から契約できます。
専任オペレーターがポリシー設計から違反時の是正、月次報告まで担います。

記事の概要

新サービスは、ジョーシスのアイデンティティセキュリティ基盤「Josys」に端末管理機能を追加したものです。
Windows、macOS、Linux、iOS、Androidに対応し、PCやスマートフォンを管理できます。
端末とID・パスワードなどの認証情報を1つの台帳で管理し、端末監視やパッチ適用、リモート操作に対応します。
OSやアプリの更新状況、暗号化設定などを監視し、パッチ未適用やポリシー違反を検知します。
あらかじめ設定したポリシーに基づき、AIが更新プログラムの適用や設定の再適用を自動実行します。
ダークウェブなどから漏えいした認証情報や、マルウェアに感染した端末を検知し、対象端末の特定から是正まで一連で対応できます。
6月に発表した「AIによるポリシーの自動実行」では、60種類のプリセットポリシーを用意しています。
同サービスは一部企業に先行提供しており、10月時点で導入企業の40%が他社の端末管理ツールから乗り換えました。

記事のポイント

  1. 端末管理を一体化: 認証情報の漏えい検知から感染端末の特定、パッチ適用や初期化までを一つの基盤で対応できます。
  2. AIが違反を自動是正: 設定したポリシーに従い、更新プログラムの適用や多要素認証の有効化などをAIが実行します。
  3. 運用代行にも対応: 専任オペレーターが規程や監査要件に沿った設計、監視、是正、月次報告まで担います。

このニュースがもたらす影響

  • 導入を検討する企業: 認証情報の漏えい検知から端末の是正までを一体化できるため、ツールの導入有無だけでなく、違反検知後の対応速度や運用代行の範囲を基準に選定する必要が出てきそうです。
  • MDM提供事業者: 先行導入企業の40%が他社ツールから乗り換えたことから、端末管理機能の豊富さに加え、認証情報との連携や是正作業まで含む運用支援で差別化することが求められそうです。
  • 情報システム部門: AIによるパッチ適用や設定変更が広がると、個別対応の件数を減らせる一方、自動実行を許可する条件や初期化の判断基準を事前に整備する役割が重くなると考えられます。

このニュースの背景

正規のIDやパスワードを窃取する攻撃では、認証情報を変更しても端末にマルウェアが残っていれば再び盗まれる恐れがあります。
国家サイバー統括室は、企業にセキュリティパッチの迅速な適用や多要素認証の導入を呼びかけています。
一方、ジョーシスによると既存顧客の約54%が何らかのMDMを導入していたものの、検知後の対応を継続する人材が不足し、十分に運用できていない企業もみられました。

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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)

Impress Watch

ジョーシスは21日、企業のPCやスマートフォンなどの端末管理を代行する「Josys MDMサービス」を提供開始した。ポリ…

ジョーシス、情報漏洩対策に新サービス AIで感染端末を特定・対処 – Impress Watch
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2149971.html

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