Preferred Networks、PLaMo翻訳を53言語対応に拡大

Preferred Networksは、日本語特化のAI翻訳サービス「PLaMo翻訳」の大型アップデート版を提供開始しました。
対応言語を2言語から53言語へ拡大し、Web会議向けの「会議翻訳」も正式リリースしました。
原文10万文字あたり約14円で、リアルタイム翻訳にも対応します。

記事の概要

Preferred Networksは2026年10月8日、「PLaMo翻訳」の大型アップデート版を提供開始しました。
新モデルは国産LLM「PLaMo」の第3世代をベースに、前世代の数百倍の計算量で翻訳に特化した学習を実施しました。
同社によると、自社ベンチマークなどの評価で、「Claude Fable 5.1」「GPT-6.1 Sol」「GPT-6 Astra」と同等の日本語翻訳精度を実現しました。
利用コストは原文10万文字あたり約14円で、海外のフロンティアモデルや機械翻訳サービスの10分の1未満に抑えたとしています。
対応言語は日本語と英語の2言語から、中国語、韓国語、イタリア語、スペイン語、タイ語、ロシア語など53言語へ拡大しました。
正式提供を始めた「会議翻訳」では、Web会議に参加した翻訳ボットが話者ごとの発言を文字起こしし、翻訳結果をリアルタイム表示します。
Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsで利用でき、固有名詞や専門用語を用語集に登録できます。
会議翻訳は15言語に対応し、3言語での会議にも対応します。

記事のポイント

  1. 53言語に対応: 日本語と英語に加え、中国語や韓国語などを含む53言語へ対応範囲を拡大しました。
  2. 会議翻訳を正式提供: Zoomなど3サービスで、話者別の文字起こしと翻訳結果をリアルタイム表示します。
  3. 利用コストを抑制: 原文10万文字あたり約14円で、海外の主要モデルや翻訳サービスの10分の1未満です。

このニュースがもたらす影響

  • 導入を検討する企業: 53言語と低コストを前提に、翻訳業務だけでなく定例会議まで対象にした導入効果を試算する必要が出ます。利用言語や用語集の整備、会議データの扱いを部門横断で確認することが求められそうです。
  • 翻訳サービス提供者: 日本語翻訳で高い精度と価格を両立できる選択肢が増えるため、既存サービスは精度だけでなく、多言語対応や会議ツールとの連携、専門用語への対応力まで比較される可能性があります。
  • 海外展開企業: 海外拠点との会議で、通訳者の手配や会議後の翻訳作業を見直すきっかけになります。複数言語が交わる会議ほど、リアルタイム表示と話者別記録をどう業務に組み込むかが検討課題になりそうです。

このニュースの背景

従来は日本語と英語に限られていたため、利用範囲は二言語間の翻訳を必要とする業務が中心でした。
今回は、国産LLM「PLaMo」の第3世代を基盤に、翻訳に特化した学習を前世代の数百倍の計算量で実施しています。
さらに、Web会議でのリアルタイム翻訳や用語集にも対応したことで、文書翻訳だけでなく会議中のコミュニケーションが対象になっています。

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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)

Impress Watch

Preferred Networks(PFN)は、日本語に特化したAI翻訳サービス「PLaMo翻訳」の大型アップデート版…

日本語特化「PLaMo翻訳」が進化 最上位モデル級精度を低コストで – Impress Watch
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2146531.html

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