AIによるソフトウェア脆弱性の発見が、人間による修正能力を上回るペースで進んでいます。
発見件数の増加は防御に役立つ一方、開発者やセキュリティ部門の対応負荷を高めています。
Appleは6月、セキュリティ研究者から受け付ける潜在的に危険なバグ報告の数を制限しました。
Microsoftでも7月、3件のゼロデイ脆弱性を含む570件のパッチが公開されました。
記事の概要
AIは、ソフトウェアの脆弱性をこれまでにない速さで発見しています。
一方で、発見された脆弱性を全て修正する作業は、企業にとって大きな負担になっています。
Googleであれば、6月にChromeで過去2年間に修正した数を上回るバグを修正できる可能性があります。
しかし、多くの企業にはGoogleほどの修正リソースがありません。
Appleは6月、セキュリティ研究者に対し、社内のセキュリティチームへ提出できる潜在的に危険なソフトウェアバグの数を制限したと伝えました。
Microsoftの7月の月例セキュリティ更新プログラムでは、3件のゼロデイ脆弱性を含む570件のパッチがリリースされました。
Chainguardの共同創業者兼CEOであるDan Lorenc氏は、AIが防御側のパッチ適用や脆弱性修正の能力を大きく上回るペースで脆弱性を発見していると述べました。
企業のセキュリティ部門は、緊急性の高い脆弱性と日常的な修正作業を見分けながら、増え続ける問題への対応を迫られています。
記事のポイント
- 発見と修正の差: AIは脆弱性を大量かつ低コストで発見しますが、人間が優先順位を付けて修正できる件数には限界があります。
- Appleも報告を制限: Appleは6月、社内のセキュリティチームに提出できる潜在的に危険なバグ報告の数を制限しました。
- 570件のパッチ: Microsoftの7月の月例更新は570件に達し、AIによる防御側の問題発見で更新量は増える可能性があります。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
脆弱性を見つけることは、それを修正するよりもはるかに容易だ。AIに任せれば、開発者が修正する場合に比べて9倍もの新たな脆…
https://japan.zdnet.com/article/35251305/