サイボウズ株式会社調査、大企業のAIエージェント導入着手は62%

サイボウズ株式会社は、従業員数1,000人以上の企業を対象にしたAI活用実態調査の第3弾を公開しました。
AIエージェントを導入済み、または試行中の企業は62%に達しました。
一方で、AIと人間の責任分界点を明文化している企業は16%にとどまりました。
1~3年後の活用イメージを明確に描けている企業も8%でした。

記事の概要

調査は、従業員数1,000人以上の企業・団体に勤務する経営層やIT・DX担当者を対象に実施されました。
情報通信業を除く551社を対象に、株式会社インテージが2026年7月6日から9日にインターネット調査を実施しました。
AIエージェントの導入状況は、全社導入済みが16%、部門・業務限定の導入済みが30%、試行中が16%でした。
導入または検討している業務は、ITシステムの運用・監視・インシデント対応が47%で最多でした。
次いで、社内問い合わせ対応・ヘルプデスク業務が46%、営業支援が33%となりました。
導入または試行後の変化では、業務品質・精度の向上が28%で最も多く、処理時間・工数の削減は16%でした。
導入課題は業務プロセス見直しの難しさが42%、セキュリティ・情報漏洩リスクへの懸念が38%でした。
AIエージェントの実行履歴をレビュー・確認する体制がある企業は20%で、39%は体制整備を検討中でした。

記事のポイント

  1. 導入対象の業務: 導入・検討業務はITシステム運用などが47%、社内問い合わせ対応が46%で上位でした。
  2. 導入時の課題: 業務プロセス見直しの難しさが42%で最多となり、情報漏洩リスクや連携未整備も続きました。
  3. 中期像と統制: 1~3年後の活用像を明確に描く企業は8%で、責任分界点の明文化も16%にとどまりました。

このニュースがもたらす影響

  • 導入を検討する企業: 導入件数を増やす前に、対象業務の見直しやデータ・システム連携、責任分界点を整理する必要がありそうです。PoC後の評価指標も早期に設けることが求められます。
  • AIサービス提供者: 既存SaaSに組み込まれた機能が選ばれやすい状況では、単体性能だけでなく、実行履歴の確認や権限管理、既存業務との接続まで含めた提案が重要になりそうです。
  • 大企業の経営・DX部門: 導入率の高さに対して中期像や統制の整備が遅れているため、個別部門の実証を全社方針へつなぐロードマップと、AIと人間の役割を定める議論が必要になりそうです。

このニュースの背景

AIの普及が進む一方、企業では個人のアシスタント利用にとどまり、業務や組織の変革につながっていない現状が調査の背景にあります。
サイボウズの第1弾調査では、今後のAI活用拡大領域として「業務自動化・プロセス自動化」が61%で最多でした。
今回は、従業員数1,000人以上の企業・団体に勤務する経営層やIT・DX担当者を対象に、情報通信業を除く551社へ調査を実施しています。
AIエージェントの導入状況だけでなく、業務プロセス、データ連携、責任分界、レビュー体制、中期的な活用像まで確認した点が特徴です。

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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)

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サイボウズ「大企業におけるAI活用実態調査」第3弾を公開 ー AIエージェントを導入している企業は6割超。 一方で、1~3年後を明確に描いている企業は1割未満
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000362.000027677.html

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