株式会社PKUTECHは11月4日、WebアプリとAPI向けのセキュリティ検証・改修サービスを始めました。
「Egeria AI Shield」は、攻撃者と同じクラスのAIで脆弱性を検査します。
WAFによる暫定遮断から、AIが起案した修正の承認、再検査、運用監視までを一つの流れで支援します。
記事の概要
Egeria AI Shieldは、「Egeria AIホワイトハッカー」と「Egeria AI Sentinel」で構成されます。
Egeria AIホワイトハッカーは、AIで攻撃を再現して脆弱性を見つけます。
修正までの間は、既存のWAFで攻撃を暫定的に遮断します。
その後、AIが起案し人が承認したコード修正を、同じ攻撃シナリオで再検査します。
Egeria AI Sentinelは、AIやWeb・API連携の通信、遮断、ログイン履歴などを集約します。
検査はPKUTECHの隔離環境から、合意した検証用または複製環境に対して実施します。
本番WAFへの反映やコード修正の配備は、工程ごとに人が承認し、操作を記録します。
2026年10月には、同社のWordPress+PHPアプリで、3種類のAIエージェントを使った一連の動作を確認しました。
記事のポイント
- 検査から修正まで支援: 脆弱性の発見後にWAFで暫定遮断し、承認済みのコード修正を再検査できます。
- 隔離環境で安全性を確保: 登録済み対象への専用ネットワークと使い捨て資格情報で検査を実施します。
- 3種類のAIで動作確認: 2026年10月、WordPress+PHP環境で3種類のAIエージェントを検証しました。
このニュースがもたらす影響
- 自社開発アプリを持つ企業: 脆弱性の発見後にWAF、コード修正、再検査を同じ流れで管理できるため、診断・開発・運用の分断を見直し、承認と証跡を含む導入手順を検討することになりそうです。
- 同業のセキュリティ会社: 攻撃再現による診断だけでなく、暫定遮断、AIによる修正起案、再検査、運用監視までをつなげる構成が、サービス設計や競争軸の見直しを促す可能性があります。
- AIサービス提供企業: 送信前の検査や操作範囲の制御、通信・ログイン履歴の集約が示されたことで、AIとWeb・APIを連携する企業には、導入後の監視と記録まで含む管理体制が求められそうです。
このニュースの背景
2026年に入り、生成AIによって脆弱性の探索や攻撃コードの作成が自動化され、少人数でも大量かつ高速の攻撃が可能になったとされています。
一方で、脆弱性診断、WAFの運用、コード修正、修正後の確認が別々の担当や会社に分かれ、対策完了までに時間がかかる課題がありました。
対策後も日々の通信や操作に異常がないかを確認し続ける必要があり、AIやWeb・API連携を含む運用監視の重要性が高まっています。
攻撃を再現するAIを扱うため、隔離環境や専用ネットワーク、使い捨て資格情報を用い、人の承認と操作記録を組み合わせる設計が採られています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社PKUTECHのプレスリリース(2026年11月4日 09時00分)Webアプリの脆弱性を、攻撃者と同じAIで先…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000160292.html