株式会社MENTRAは、精神科・心療内科向け医療AI「MENTRA」に、病院ごとの設問で初診患者を電話とWeb問診へ振り分ける機能を追加しました。
詳しい聞き取りが必要な患者には、精神保健福祉士(PSW)への電話を案内します。
Web問診へ進んだ患者には、病院が設定した比率に基づき、担当PSWを自動で割り当てます。
記事の概要
新機能では、初診患者が問診に答える前に、病院が設定した設問へ回答します。
電話で詳しく話を聞く必要がある回答の場合は、PSWへの電話を案内します。
該当しない場合は、そのままスマートフォンでWeb問診へ進めます。
問診の回答が届くと、担当PSWを自動で決め、本人にメールで知らせます。
電話を案内した患者も、名前と連絡先が対応待ちの一覧に残ります。
MENTRAはAIで問診内容を要約し、生活歴や家族歴、診察で確認したい点を整理します。
導入先の精神科病院1施設では、利用職員が2名から18名に増え、月間利用件数が9件から606件になりました。
記事のポイント
- 病院ごとの設問で振り分け: 電話へ案内する回答は病院が設定し、振り分けの判断にはAIを使わない仕組みです。
- PSWの担当を自動決定: 問診が届くと、病院が設定した比率に基づいて担当者を割り当て、対応状況も共有します。
- 導入先で利用が拡大: 2026年9月の確定値では、利用職員は18名、月間の記録作成件数は606件になりました。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する病院: 電話対応が必要なケースの基準とPSWの担当配分を先に設計する必要があり、導入前に自院の受付・予診業務を見直す契機になりそうです。運用責任の所在も明確にする必要があります。
- 医療AI提供企業: 病院ごとの設問や様式への対応だけでなく、導入後の運用調整まで含めて提案できるかが、精神科向け業務支援サービスの比較軸になっていく可能性があります。
- 精神科医療機関: 利用職員が2名から18名、月間件数が9件から606件へ増えた事例は、単機能の導入にとどまらず、現場の複数業務へ利用を広げられるかを評価する材料になりそうです。
このニュースの背景
精神科の初診では、入院希望や他院での治療、身体の病気など、診察前に確認すべき事項が多く、電話による予診に負荷が集中していました。
確認項目や担当者の決め方は病院ごとに異なるため、画一的な仕組みでは、それぞれの運用に合わせにくい状況でした。
今回の機能は、AIに振り分け判断を委ねず、病院が定めた設問と答えの組み合わせで分岐させる設計を採っています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社MENTRAのプレスリリース(2026年10月31日 23時41分)精神科の初診の予診を、病院ごとの設問でWeb…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000189676.html