株式会社MENOUの「検査AI MENOU」が、上松電子の車載USBポート外観検査工程に導入されました。
従来は画像化が難しかった「モヤ」を検出し、不具合種別ごとの判定も可能にしました。
50個の製品を一括検査し、検査員5名から2名体制への省人化を目指します。
記事の概要
株式会社MENOUは、上松電子株式会社の車載USBポート外観検査工程に「検査AI MENOU」が導入されたと発表しました。
上松電子は、小島プレス工業株式会社のグループ会社で、自動車向け電子部品を製造しています。
今回の工程では、「モヤ」「ガス焼け」「シルバー」「キズ」などの外観不具合を検査しています。
従来の画像検査では、「モヤ」の画像化や、不具合種別ごとの識別が難しいことが課題でした。
MENOUが提案した撮像構成とAI判定により、「モヤ」の画像化と検出を実現しました。
製品を1個ずつ検査する方式から、50個を一括で検査する方式に変更し、高速検査を可能にしました。
不具合種別ごとに異なる閾値を設定し、後工程に応じた品質管理にも対応します。
ノーコード環境により、現場担当者が検査運用や改善を進められる体制を構築します。
記事のポイント
- 「モヤ」を画像化: 従来の画像検査では捉えにくかった車載USBポートの「モヤ」を、撮像構成とAI判定で検出可能にしました。
- 50個を一括検査: 製品を1個ずつ検査する従来方式から、50個を一括で検査する方式へ移行し、高速化を実現しました。
- 5名から2名を目標: 検査員5名から2名体制への省人化を目指し、不具合種別ごとの判定と現場主体の改善を進めます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 画像化しにくい不具合や複数種類の判定が自動化の壁になっている現場では、撮像構成とAIを組み合わせた検査設計が選択肢になりそうです。
- 検査AI提供事業者: 不具合の有無だけでなく種別ごとの閾値設定や一括検査まで求められるため、現場の後工程や運用改善と結び付く提案が必要になりそうです。
- 製造現場の管理者: ノーコードで現場担当者が運用・改善できる体制により、導入後も検査基準の標準化と省人化を継続的に進めやすくなると考えられます。
このニュースの背景
製造業では、人材不足に加え、検査員ごとの判定基準のばらつきや、熟練者の技術継承が課題になっています。
上松電子の車載USBポート検査では、「モヤ」が従来の画像検査で画像化しにくく、自動化の障壁になっていました。
従来方式では不具合の有無を検出できても、後工程で異なる処理が必要な不具合を種別ごとに識別して管理することが難しい状況でした。
関連するニュース
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社MENOUのプレスリリース(2026年10月21日 10時00分)検査AI MENOU、上松電子の車載USBポー…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000058407.html