and°とデンチュウは2026年10月1日、AI活用に関する業務提携を結びました。
2026年11月から、デンチュウの営業担当者が訪問先でFAXの注文書をAIに読み込ませます。
商品名と数量を下書きとして画面に表示し、人が確認して確定する仕組みです。
複合機に貼るQRコードから、無料のAI診断も申し込めます。
記事の概要
今回の提携は、and°が開発する「AIデンちゃん」をデンチュウの顧客先へ持ち込む取り組みです。
両社は2026年7月にAI開発の契約を結び、10月1日に業務提携を締結しました。
2026年11月から、デンチュウの営業担当者が訪問先でFAXの注文書を1枚読み込ませます。
AIは注文書から商品名と数量を抽出し、画面に下書きとして表示します。
数量や金額は担当者や顧客が確認し、画面操作で確定する流れです。
顧客の了承を得て複合機にマグネット式ステッカーを貼り、QRコードから30分間の無料AI診断を申し込めます。
診断ではAIに任せられる業務や、AIに渡してはいけない情報を整理します。
デンチュウはまず自社のFAXでAIデンちゃんを使い、2026年11月の訪問に備えます。
記事のポイント
- FAX注文をその場で下書き化: 訪問先でFAX注文書を読み込み、商品名と数量を画面に表示します。確定前に人が内容を確認します。
- QRコードから無料診断: 複合機のステッカーから、30分間の無料AI診断を申し込めます。契約の義務はありません。
- 5つの業務機能を展開: AIデンちゃんはFAX処理、書類検索、ネットワーク監視、電話記録、会社専用AIに対応します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: FAX処理をいきなり自動化するのではなく、訪問先で下書きと人の確認を組み合わせて試せるため、自社業務での適用範囲や確認責任を具体的に検討しやすくなりそうです。
- 複合機販売会社: 機器の保守訪問を、顧客の業務課題を聞き出してAI提案につなげる接点として活用できる可能性があります。自社での事前検証や説明手順の整備が求められそうです。
- 業務AIの提供会社: AI単体をオンラインで案内するだけでなく、顧客先へ定期訪問する企業と組み、現場で実演して導入相談につなげる販売経路を検討する動きが広がる可能性があります。
このニュースの背景
and°は、AIを画面や資料だけで説明するのではなく、顧客の机で実際の業務データを使って動かす必要があるとしています。
一方、デンチュウの営業担当者は複合機や通信設備の保守を通じて顧客先へ定期的に訪問し、困りごとを聞く関係を築いています。
両社はこの訪問接点を活用し、まずデンチュウ自身のFAXでAIデンちゃんを使ってから顧客先へ展開する流れを取っています。
AIに渡してはいけない情報の整理や、人が確認して確定する手順も診断・運用の中に含めています。
関連するニュース
- 株式会社and°とGO.REFORMが、内装見積の図面拾い出しAIを協力業者へ広げます。
- マルジュは、MIKOMERUに営業資料のリンク作成と文面挿入を自動化する機能を追加しました。
- アライズイノベーションは、常陽銀行と足利銀行にAI-OCRを提供し、決算関連書類のデータ化を始めました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社andのプレスリリース(2026年10月10日 11時00分)いつも複合機の調子を見に来る担当者が、届いたFAX…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000191394.html