Faber Companyは、Google AI Overviews(AIO)とAIモードを比較した調査資料を公開しました。
業界横断の1,700プロンプトを分析した結果、同じ質問でも引用URLの一致率は平均16.4%でした。
ブランド言及率もAIOの49.5%に対し、AIモードは79.5%となりました。
記事の概要
調査では、同一の1,700プロンプトをAIOとAIモードの両方に投入しました。
AIOとAIモードが引用したURLの一致率は、平均16.4%で中央値は14.3%でした。
AIOが引用したURLのうち、AIモードにも登場した割合は32.7%でした。
一方、AIモードが引用したURLのうち、AIOにも登場した割合は23.9%でした。
ブランド言及率は、AIOの49.5%に対してAIモードが79.5%でした。
ブランド名を含まないオープン型の質問では、両者の差が36.1ポイントに広がりました。
AIモードでは、回答下部の引用リンクに加えて、本文中の語句にリンクが付く仕組みも確認されました。
調査資料では、AIOとAIモードを別々のチャネルとして計測する必要性を示しています。
記事のポイント
- 引用URLの一致率: 同じ質問でも引用URLの一致率は平均16.4%で、約7〜8割のページが入れ替わりました。
- ブランド言及に差: ブランド言及率はAIOが49.5%、AIモードが79.5%で、30ポイントの差がありました。
- 本文リンクの特徴: AIモードの本文リンクは、公的機関や国内企業の公式サイトで多く確認されました。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: AIOだけを追う計測では、AIモードでの引用やブランド言及を見落とす可能性があります。検索経由の露出評価を二つの接点に分け、重要な質問群から継続的に確認する設計が求められそうです。
- 広告・支援会社: 顧客へのGEO支援では、検索画面での引用数だけで成果を説明しにくくなります。AIモード固有の本文リンクや、オープン型質問でのブランド言及まで含めた分析メニューが必要になると考えられます。
- マーケティング業界: 同じ検索導線上でも回答と参照元が大きく異なるため、従来の検索順位を軸にした評価だけでは露出実態を捉えにくくなる可能性があります。チャネル別の指標整備が課題になりそうです。
このニュースの背景
Google検索では、検索結果上部のAIOから会話形式のAIモードへ進める導線が用意されています。
両者は同じ質問を起点に利用できる一方、調査では引用URLの一致率やブランド言及率に差が確認されています。
とくにブランド名を含まない質問では言及率の差が広がっており、利用者が明示的に企業名を指定しない場面での露出把握が難しくなっています。
AIモードには回答下部の引用リンクに加えて本文リンクもあるため、検索結果に表示されたかどうかだけでは接点の違いを把握しにくい状況です。
関連するニュース
- IteraはAI検索の引用120万件を分析し、自社サイトが根拠に使われる企業で言及率に約7倍の差が出たと発表しました。
- Queue株式会社が18業界・1,800問をGoogle Geminiで調査し、AI検索の引用・言及・推薦の違いを明らかにしました。
- リブランディングが37,635社を調査し、AI訴求企業の情報発信と未掲載項目を比較しました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社Faber Companyのプレスリリース(2026年10月8日 15時00分)Google AIOとAIモード…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000343.000031263.html