日経リサーチは、企業が保有するアンケートデータからAIペルソナを生成する基盤を開発しました。
定量調査とチャット形式の定性調査に対応する「日経AIモニタープラットフォーム」を提供します。
顧客や株主、従業員などの回答を基に、企画の仮説検証や壁打ちに活用できます。
記事の概要
基盤の略称は「日経AMP」で、企業ごとのアンケートデータを基に独自のAIペルソナを作成します。
生成したAIペルソナには、アンケート形式で質問したり、チャットで対話しながら回答を深掘りしたりできます。
実在するアンケートデータを材料にするため、一般的な生成AIへの役割設定よりも現実に寄った回答を得られるとしています。
CRMや名刺管理サービスでは、顧客満足度アンケートと組み合わせて商談前の想定問答に利用できます。
社内チャットサービスでは、ベテラン社員の事前回答から作成したAIペルソナを施策の壁打ち相手にできます。
アンケートデータ以外のデータを組み合わせて、AIペルソナの性格付けをより詳細にすることも可能です。
日経リサーチは、保有データや日経ID会員への調査サービスの利用も含め、トライアル企業を募集します。
具体的な活用サービスとして、新サービスや新規事業のアイデアをAIペルソナが評価する「Idea Echo」もリリースします。
記事のポイント
- アンケートから生成: 顧客、株主、従業員などの回答データを基に、企業独自のAIペルソナを作成できます。
- 調査と対話に対応: 定量調査に加えて、チャットでAIペルソナの意見を深掘りする定性調査も利用できます。
- 導入企業を募集: データを使って試すトライアルと、既存サービスへの組み込みを研究する企業を募集中です。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 導入を検討する企業は、企画会議の前に顧客や従業員などの反応を繰り返し確かめる運用を設計しやすくなります。まずは既存データで、調査の代替ではなく仮説検証に使える場面を見極めることが求められそうです。
- 調査会社・競合: 調査会社や競合サービスは、回答データを集めて納品するだけでなく、顧客企業の業務内で対話や検証に使い続けられる形まで提供する必要性を意識することになりそうです。
- サービス開発担当: CRMや社内チャットなどの提供企業は、顧客満足度やベテラン社員の回答をサービス内の対話相手に変える設計を検討できます。既存データとの組み合わせ方と組み込み方をセットで試せるかが、活用の広がりを左右しそうです。
このニュースの背景
生成AIに役割を与えて顧客や有識者を演じさせる使い方では、一般論にとどまり実務で使いにくいという課題がありました。
日経AMPは、企業が保有するアンケート回答をAIペルソナの材料にし、定量調査とチャットによる深掘りを可能にします。
顧客・株主・従業員のデータや、日経リサーチが保有するデータ、日経ID会員への調査を利用できる選択肢も示されています。
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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000170.000003053.html